田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

望みかなわず・・・

2020-02-06 | 日々の暮し

北朝鮮は近くて遠い。(写真はGoogle Earthから)

北朝鮮による拉致被害者、有本恵子さんの母有本嘉代子さんが3日午後に亡くなった。
94歳。
北朝鮮に拉致された恵子さんとの再会を待ちわびたが、かなわなかった。

安倍首相は述べた。
「何とかお元気なうちに恵子さんを取り戻すことができなかったことは誠に痛恨の極み」「あらゆるチャンスを逃さない決意で取り組んでいきたい。(被害者家族の)皆さんがご高齢になる中、お子さんたちを抱きしめる日が来るまでは私の使命は終わらない」

だが、今の調子なら「痛恨の極み」が更に生じるだろう。
北朝鮮が拉致を認めてから何年過ぎた。
今の北は「解決済」の一点張りだ。
時間の経過による当事者の減少と風化を待っているかのようだ。

拉致は犯罪ではないのか。
犯罪者に対しなぜ断固たる対応ができないのか。
国交がないから?
トランプの現在の対北朝鮮外交への配慮?
中東に自衛隊を派遣するくらいなら日本海での監視活動も強化したらどうか。
IRなど後回しでいい。
 
もどかしい。
時間だけがどんどん過ぎる。
皆、年齢を重ねていく。
合掌