田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

分かったようで分からない

2020-02-26 | 日々の暮し
どのテレビも新聞もニュースの冒頭は新型コロナウイルス。
それが日常となり、ある意味慣れてきた。

ダイヤモンド・プリンセスを下船した女性が発症した。
家までの経路、利用した公共交通機関まで報道される。
経路に何の意味があろう。
空を飛べるわけでなし、そうするしか帰宅できないではないか。
もはや感染拡大はそんなレベルを超えている。


感染防止の方針だが・・・

政府は感染防止についての基本方針を決定した。
経済界への配慮か、結局は各人、各組織が判断せよという中味。
イベントに関して新聞には、「開催については一律の自粛要請は行わないものの、感染の広がりや会場の状況を踏まえ、開催の必要性を改めて検討するよう求めた」とある。
 
中止の方向で検討せよということだろうが、必要性の有無など当事者は迷う。
「開催するにつき真にやむを得ない特段の事情がない限り中止ないし延期」としてくれた方が楽だ。
万人受けする方針故に分かったようで分からない内容である。
(我々は、これで迷っていたが昨日、4月までのイベント全てを中止決定した)

非常時の場合は、政府の責任において当面の間の対処行動を具体的に示す必要がある。
県内の学校に感染者が出た場合は県内休校、真にやむを得ない場合以外の外出は控える、会合は延期ないし中止等々。

こういう時こそ政権の持つ権限を行使すべきではないか。
「桜を見る会」などで行使するのとは意味が違う。

ジイの古びた頭での思いなので、的外れかもしれないが。