中国、日本の金融緩和不満 円安で人民元上昇「輸出に大きな打撃」

中国商務省の沈丹陽報道官は１６日の記者会見で、日本の金融緩和が日本円に対する人民元の上昇を招き、「対日輸出の回復が難しくなっている」と述べ、不満を示した。
上記のように、ここ５年間のCNY(RMB)　ｘ　USD　X　JPYの関係をみると、CNYは対USDに対して、強い傾向が続いており、５年前に比べ、４０％以上強くなっている。
日本円はこのところアッベノミックスで、円安となっており、日本円に対して、CNYは、リーマンショック後の世界的金融危機の２００９年初めの時代以上に強くなっている。
特に、昨年初めと比べると３５％近く強くなっており、対日輸出が難しくなっているのは自明でしょう。
日本の景気が良くなるので、対日輸出が伸びる期待もあるが、元高で難しくなる方が大きいと言えよう。
ところで、私の現地日当ですが、昨年後半半年の為替レートで日本円に計算して、日本円で払われている。

１００元で夕食を取ったと仮定すると、かっては１２５０円ですんだが、今は１６５０円です。３０％強の目減りです。これだけ、ＲＭＢが高くなると、痛いな。(ー_ー)!!
ＵＰの要求はできないかな？