被災地より その３

朝７時１２分と３６分には震度５強の地震があった。
福島第一原発は黒い煙が出たりしてまだ落ち着かない。
野菜は基準値以上の放射能物質が出て、摂取制限が出ている。
水はまだ出ないし、ガソリンを入れるためには普通で１時間半待ちぐらいらしい。
スーパーやコンビニはほとんど営業していないし、していても品薄である。

市立病院の先生方は１２０人中６０人が避難していないと聞く。
いわきのガソリンスタンドで働いていた人も避難したので、ガソリンがますます手に入りにくいとも聞く。




こちらに残っている何人かの人と、近所６０軒ぐらいを回って、おにぎりなどを配って歩いた。
避難していない世帯は５軒に１軒ぐらい。



江頭2:50さんが、いわきの避難所に物資を届けにきてくれた。ありがとう！
アントキの猪木さんが激励に来てくれた。ありがとう！

近くの中学校にも給水車が来るようになった。
自衛隊の皆さん、ありがとう！

ラジオで五つの赤い風船の「遠い世界に」が流れていた。
この２番と３番の歌詞を載せたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ボクらの住んでるこの町にも
明るい太陽顔を見せても
心の中はいつも悲しい
力を合わせて生きる事さえ
今ではみんな忘れてしまった
だけどボク達若者がいる

雲にかくれた小さな星は
これが日本だ私の国だ
若い力を体に感じて
みんなで歩こう長い道だが
一つの道を力のかぎり
明日の世界をさがしに行こう