梅干しを買った。
直売所には3人のおばちゃん(推定年齢74歳と75歳と73歳)が椅子に座っている。
そして3種類の梅干しを売っていて、試食できるようになっている。
300円は安いし、梅干しは好きなのでどれか買おうと思ったわけである。
左から順に試食してみる。
酸っぱいやつ、凄く酸っぱいやつ、ちょっとしょっぱいやつの3種類。
左のおばちゃんが「これは私が作ったやつ、隣の梅干しはこっちの人、その隣の梅干しはあっちの人が作った」と言う。
「どれにする?」って3人のおばちゃんはじっと俺の顔を見上げる。
そして買ったのがこれ。
酸っぱいやつは弁当用に、凄く酸っぱいやつはお茶を飲むときに、ちょっとしょっぱいやつは焼酎の中に入れることにするか。