第1作目は昭和29年だから62年前。
これまでに海外で制作された映画は2作あり、今後も3作予定されている。
公開中の「シンゴジラ」は29作目。
これが大変面白かった。
ネタばらしはしない。
福島第一原発事故の政府の対応をパロディー化したものだと私は受け取った。
若い職員の提言を相手にせず、体面を守ることだけを考えた役人。
アメリカの言うなりになっている日本の政治家。
まさに5年前の日本の話だろうと思った。
逆に一緒に見た妻と息子は、政治家って大変なんだなぁ、こんなに苦労していたんだ、と思ったようだ。
なるほど、人を見る時に、粗探しをするのか、良い点を見るのかの違いだ。
人を攻撃するのは簡単だが、長所を見つけ、讃えるのはなかなか難しい。