今日は漫画週刊誌の日。
少年サンデーと少年マガジンが1959年(ということは私の生まれた年)の今日、創刊された。
私が子どもの頃、母が書店に注文してくれていたおかげで、少年サンデーが毎週家に届けられていた。
今考えると恵まれた環境だったと思う。
家にはサンデーが山積みで、「どろろ」や「モーレツア太郎」、「ジャイアントロボ」なんてのを何回も読んだ。
その頃は漫画週刊誌なのに小説も連載されていて、その小説がやたら怖い内容だった。
倉庫に閉じ込められた少年が何とか脱出したものの、世界は「あかなめ」というものに支配されていて、確か油断すると自分も「あかなめ」になってしまうというような内容だった。
自宅に入ったら母親までが「あかなめ」になってしまっていて、それがヒョウタンを長くしたような不気味なイラストで描かれていた。
それは「マッドタウン」という小説だったが、30歳を過ぎて筒井康隆さんの「緑魔の町」という本を読んだらまさにこれだった。改題したんだね。
その頃のイラストを見つけた。
確か8歳の頃だから相当怖かったはずだが、何度も読んでゾクゾクしていたのを覚えている。
そういえば八つ墓村もサンデーかマガジンに連載されていた。
子どもがみたら夜、便所(トイレではない)に行けなくなってしまうではないか。
最近ゾクゾク、ワクワク感が無いな。
何か新しいことを始めよう。