先週末にDVDを5本も借りて来たので毎夜観ている。
昨日は台湾映画「トレジャー・オブ・エンペラー」。
中華圏でコケタらしく、日本未公開。
なのにDVDは出た。
日本で公開されなくて良かったわ。
公開されてればいくつかの映画館で暴動が起きていただろう。
これだけつまらない映画は「ねらわれた学園」以来だ。
林志玲が出てなかったら最後まで観なかったと思う。
この映画の収穫は、林志玲の百年の恋も冷めるようなうどんの食べ方だった。
そして今夜は「十三人の刺客」。
時代は江戸時代の末期。
将軍の弟、明石藩主の松平斉韶は暴君で、その暴君を暗殺するために集まった13人の話。
目を背けたくなるような生々しい場面もあった(監督が三池崇史だからな)が、まずまず面白かった。
これ、50年ぐらい前に作られた映画のリメーク。
今回のキャストは役所広司、松方弘樹(この人だけチャンバラがきれいすぎて浮いてた)、市村正親、山田孝之、伊原剛志、古田新太、伊勢谷友介、ちょっと前に話題になった高岡蒼甫、そして平幹二朗や松本幸四郎、岸部一徳、吹石一恵、斎藤工など、そうそうたる顔ぶれ。
そんな中で見どころは稲垣吾郎ちゃんの暴君ぶり。
主役を食ってた。
この映画を見る限り演技力は完全にキムタクの上をいったと思う。
映画の冒頭、「これは広島、長崎に原爆が落とされる100年前に起こった」という字幕が出た。
海外向けだろうが、将来、「福島第一原発事故の○○年前」なんて字幕が入らないで欲しいな。
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