「おもいやり駐車場利用制度」は、歩行が困難な方々の駐車スペースを確保しやすくすることを目的とした、県民の皆様のご理解とおもいやりに基づいた制度です。
と、福島県のホームページにある。
近くのセブンイレブンで入り口近くの「おもいやり駐車場」に「普通の人の車」らしきものが停まっていた。
私は誰の車だろうと思ってしばし車の近くにいたら、普通に歩ける推定年齢46歳の女性だった。
「数メートル離れたところに、空いてる駐車スペースがいっぱいあるじゃぁねーか!」
と思って相手を見たら、目が合ったので「こら、ここに停めちゃいかんだろ」と心の中で言って目をそらさずにいた。
相手も「なんでこいつは私を見ているんだ!」と思っているのだろう。私を睨んできた。
じっと相手を睨み続けること約15秒。
相手は「面白くないなぁ」という顔をして目をそらした。
フッ、私の勝ちである。
近くのスーパー「エ〇リ〇」の駐車場にも「おもいやり駐車場」はある。
私の目の前でそこに停まった車がいたので、運転者が出て来るのを待って「ここに停めていいんですか?!」と言ったら、
「さぁ、どうなんでしょうね?」という答えが返ってきた。
運転者は推定年齢43歳の男性。
「ハァ?どうなんでしょうね?!ちょっと見りゃわかんだろうが!」
と思ったが、口から出てきたのは、
「なるべく早くここを開けましょうね。」
って。
私の負けである。
そのすぐ後、信号機のない所で横断歩道を渡ろうとしたら、隣に小柄な女性が子供を抱いて渡るのを待っていた。
しかし車は横断歩道で止まらずに通り過ぎる。
帰り道、赤信号にもかかわらず車はスピードを上げて信号無視をする。
日本人は民度が高い、なんて言われていることもあるらしい。
諸外国と比べ、交通マナーは比較的いいのかもしれない。
しかし、決まりを守れないのはダメに決まっている。
おもいやり駐車場は歩くのが困難な人以外は停めないように、横断者がいるときは止まるように、信号は黄色になったら止まるように、という普通のことができる世の中になってほしい。
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