トウカイテイオーはイケメンである。
アパパネは可愛い。
そしてチェリーソウマは怖い。
子供の頃、日曜の午後は何故か競馬番組を見ていたことが多かった。
テレビのチャンネル権は父母が持っていたが、父母はギャンブルをまったくやらないから不思議なことではある。
なんとなく競馬を見、なんとなく予想をし、なんとなく当たってしまったのが17歳の時の菊花賞(当然馬券は買ってない)。
トウショウボーイ、テンポイント、クライムカイザーという実績馬が出ていたが、俺はまったく人気のないグリーングラスに注目していた。
理由は名前がかっこよかったからである。
そしたら、グリーングラスが内から伸びて快勝。
競馬は面白い!と思ったが、その後15年ぐらいは競馬以外の楽しみ(山とか音楽)に移行し、ほとんど競馬は見なかった。
そんな俺を競馬の世界に連れ戻してくれたのはオグリキャップではなく、トウカイテイオー。
ジャニーズ並みの美形、そして走りが綺麗だった。
皐月賞を勝ち、ダービーを勝ち、怪我をしたものの、ジャパンカップ、有馬記念という大きなレースを勝ったのだから、
人気、実力を兼ね備えた大スターであった。
トウカイテイオーは8月30日に心不全で死んだ。
25歳。人間でいえば100歳近いだろうか。
岡部騎手はトウカイテイオーを「地の果てまで走りそう」と評した。
地の果てを超えて天まで行ってしまったな。
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