目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

夏の日の行商

2007年08月06日 | 佐渡だいすきネタ
この木のお皿に使った木材は、桜やクヌギに梨と、豊かな雑木林を思い起こさせる木の名前ばかりです。(もちろん島内材)
どんぶり皿や平皿、中には「刻みタバコを入れるんだ」という器まで
作って持ってこられました。

ちょうど、田んぼ周辺の草刈り仕事がひと段落する時期らしく、
木のお皿を沢山作ることのできるのだといいます。

「何か買うてくれいっちゃ」と言って、大きな旅行カバンひとつを
(本当にひとつだけ)持って、ゆっくりと歩いてくる姿に、
何か言葉にならない感情をおこさせるのです。

玄関に、木の器をくるんでいた新聞紙をゆっくりとといて、
ひとつひとつ説明をしてくれる、
木の話もしてくれるし、作り方も教えてくれます。

「軽い平皿を作ろうと思うと、底を削りすぎて穴のあいた皿を何枚も
作ってしまう」と笑って話してもくれました。


その日暮らしといえるのかもしれない、
情と情とで生きる生活ともいえるかもしれない。

どちらにしても魅力的な生き方に思えます。憧れます。


今回、沢山あずかった木のお皿を、今週末から始まるアースセレブレーションの
時に出店する友人のお店(コーヒーのお店)で一緒に売ってもらう予定です。

お立ち寄りくださいませ。







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