4年に一度の大選挙。選挙当日は目前ですね。
HP内での選挙報道でも、
「ツイッター」や「フェイスブック」などインターネットを積極的に活用。ある候補は自身への支持だけでなく、
「選挙に行ってください」と書き込み、投票も呼び掛けている。「若い世代に選挙に関心を持ってもらえるようにしたい」と狙いを語る。
一方の現職候補たち。1島1市合併前から議員経験のあるベテランは、3、4日と地元を回り、足場固めを図った。
「若い人と同じことをやっても駄目。今までやってきた地道な積み重ねが大切だ」と語る。また別のベテランも「若い人が挑むことは歓迎したいが、選挙は甘いものではない」と冷静に見ている。
(新潟日報モアより)
と大激戦の様子を伝えています。
自分にしかない一票、誰でもない、自分にしかない一票ですから、
私はすごくすごく考えてしまいます。
世界では、自分と同じ年齢の女性で、この「一票」持っていない人がゴマンといるし、
何より、この日本ですら、ほんの何十年前は男性の高所得者しか
選挙権がなかった、女性なんて「とても、とても…」な時代があったことを思うと、
この一票は大事でないようで大事なんだ、と強く思います。
かつて「所詮一票しかないんだよな」とぼやいていた有権者(男性)がいましたが、
選挙権を持っていなかった頃の私は「その一票すら、私は持っていないんだけどな」
と思っていました。
さて、自分なりにアンテナを立てて色々な立候補者の情報を聞いています。
「佐渡市は自由に使える財政がたくさんあるのです!」と声をあげている候補者がいれば、
「そうなのか、なるほどな~」と心の中でうなづき、
「小さな集落をターゲットにしたツーリズムをしたいのです!」とドアを叩く候補者がいれば、
「そういう盛り上げ方もありますね」と声をかけ、
「佐渡はこれからどうしていけばいいんでしょうね~」と間延びした演説をしている候補者がいれば
「随分他人任せな演説だな~」と不信感をあらわにしています。
できるだけ、立候補者の言うことには耳を傾けています。
私は、「戦争法」に絶対にNOと言ってくれる人に票を、と思っています。
空港2000mも、企業誘致による雇用促進も、佐渡観光を向上へ向かう話も(これこそ!)、
市民をお客様にした市政も、
全ては「平和」でなくちゃできないことですから。
戦争法自体は、「日本がアメリカが行う戦争は助ける」ための法律でもあるという認識ですから、
その考え方の延長線上にある「TPP」加盟へとつながる意見をお持ちの方も
私は票を入れたくありません。
なので、我が家においでの立候補の方に不躾ながら
「TPPは反対ですか?賛成ですか?」という旨の質問を聞いてしまいました。
(立候補者の方々はお忙しいですから。その返答については、むにゃむにゃ…)
TPPに加盟することは、
将来的には
お金がない人は、医療や薬品を購入する時に
膨大なお金を支払わざるを得ない米国同様の仕組みを、
日本に根付かせることを意味します。
何故なら、様々な面で「規制緩和」がおこなわれていくからです。
(アベ首相が言う「聖域」という言葉には、うさんくささしか感じられませんし
「聖域」の意味するところも曖昧です。)
そうしたら友人に
「なんで、TPPで薬なの?農業のことじゃないの?」と聞かれました。
日本の薬価は、国によって決められ、低くおさえられています。
対して、TPPの交渉国であるアメリカでは「製薬会社が自由に値付けできる」ため、
日本の2~3倍の水準で販売されています。
今後、規制緩和が進めば、米国につられて薬価はあがっていくことは避けられないでしょう。
農協がTPP反対のためのポスターの中で
「暮らしを守ろう」というフレーズと一緒に、田んぼの写真と一緒に
薬の写真も一緒に印刷されたものを見たことはないでしょうか。
あれは、まさに「そのこと」を意味しているのです。
保険証ひとつで、それなりの「医療」が受けられる、
世界でも類を見ない、日本の誇るべき「平和」な部分が、
まさにTPP加盟によって、崩されるかもしれないのです。
そして、その決定は国だけでなく、地方でもYesやNOの意志を
随所で見せることができます。
佐渡市議会は「TPP大筋合意の撤回」を求める請願を否決しています。
「TPP大筋合意の撤回」に賛成した市議員<順不同>
近藤かずよし、金光英晴、竹内道広、荒井まり、中川なおみ、駒形信雄、
中村よしお、佐藤孝、大森こうへい、村川四郎、
「TPP大筋合意の撤回」に反対した市議員<順不同>
金田じゅんいち、大澤ゆうじろう、浜田正敏、猪股ふみひこ、山田伸之、
渡辺しんいち、坂下善英、笠井正信、中川りゅういち、岩崎隆寿、
金子克己、
賛成した市議員が10人で、
反対した市議員が11人だから、市議会請願否決、ということになったのですね。
市議会の方が、どのような考えでもって、
TPPに賛成したのか、真意を知りません。
本来ならば、知ってから、この市議員は!と言うべきなのかもしれません。
でも市議員の方々との対話の場所はなく、問題を伝えてくれる声を
探せどありません。
だから、この「結果」のみに、市民は「真意」を探るしかありません。
投票日は目前。
若い世代の人に投票に行ってほしい、と心から願っています。
未来のために、
子どものために。
HP内での選挙報道でも、
「ツイッター」や「フェイスブック」などインターネットを積極的に活用。ある候補は自身への支持だけでなく、
「選挙に行ってください」と書き込み、投票も呼び掛けている。「若い世代に選挙に関心を持ってもらえるようにしたい」と狙いを語る。
一方の現職候補たち。1島1市合併前から議員経験のあるベテランは、3、4日と地元を回り、足場固めを図った。
「若い人と同じことをやっても駄目。今までやってきた地道な積み重ねが大切だ」と語る。また別のベテランも「若い人が挑むことは歓迎したいが、選挙は甘いものではない」と冷静に見ている。
(新潟日報モアより)
と大激戦の様子を伝えています。
自分にしかない一票、誰でもない、自分にしかない一票ですから、
私はすごくすごく考えてしまいます。
世界では、自分と同じ年齢の女性で、この「一票」持っていない人がゴマンといるし、
何より、この日本ですら、ほんの何十年前は男性の高所得者しか
選挙権がなかった、女性なんて「とても、とても…」な時代があったことを思うと、
この一票は大事でないようで大事なんだ、と強く思います。
かつて「所詮一票しかないんだよな」とぼやいていた有権者(男性)がいましたが、
選挙権を持っていなかった頃の私は「その一票すら、私は持っていないんだけどな」
と思っていました。
さて、自分なりにアンテナを立てて色々な立候補者の情報を聞いています。
「佐渡市は自由に使える財政がたくさんあるのです!」と声をあげている候補者がいれば、
「そうなのか、なるほどな~」と心の中でうなづき、
「小さな集落をターゲットにしたツーリズムをしたいのです!」とドアを叩く候補者がいれば、
「そういう盛り上げ方もありますね」と声をかけ、
「佐渡はこれからどうしていけばいいんでしょうね~」と間延びした演説をしている候補者がいれば
「随分他人任せな演説だな~」と不信感をあらわにしています。
できるだけ、立候補者の言うことには耳を傾けています。
私は、「戦争法」に絶対にNOと言ってくれる人に票を、と思っています。
空港2000mも、企業誘致による雇用促進も、佐渡観光を向上へ向かう話も(これこそ!)、
市民をお客様にした市政も、
全ては「平和」でなくちゃできないことですから。
戦争法自体は、「日本がアメリカが行う戦争は助ける」ための法律でもあるという認識ですから、
その考え方の延長線上にある「TPP」加盟へとつながる意見をお持ちの方も
私は票を入れたくありません。
なので、我が家においでの立候補の方に不躾ながら
「TPPは反対ですか?賛成ですか?」という旨の質問を聞いてしまいました。
(立候補者の方々はお忙しいですから。その返答については、むにゃむにゃ…)
TPPに加盟することは、
将来的には
お金がない人は、医療や薬品を購入する時に
膨大なお金を支払わざるを得ない米国同様の仕組みを、
日本に根付かせることを意味します。
何故なら、様々な面で「規制緩和」がおこなわれていくからです。
(アベ首相が言う「聖域」という言葉には、うさんくささしか感じられませんし
「聖域」の意味するところも曖昧です。)
そうしたら友人に
「なんで、TPPで薬なの?農業のことじゃないの?」と聞かれました。
日本の薬価は、国によって決められ、低くおさえられています。
対して、TPPの交渉国であるアメリカでは「製薬会社が自由に値付けできる」ため、
日本の2~3倍の水準で販売されています。
今後、規制緩和が進めば、米国につられて薬価はあがっていくことは避けられないでしょう。
農協がTPP反対のためのポスターの中で
「暮らしを守ろう」というフレーズと一緒に、田んぼの写真と一緒に
薬の写真も一緒に印刷されたものを見たことはないでしょうか。
あれは、まさに「そのこと」を意味しているのです。
保険証ひとつで、それなりの「医療」が受けられる、
世界でも類を見ない、日本の誇るべき「平和」な部分が、
まさにTPP加盟によって、崩されるかもしれないのです。
そして、その決定は国だけでなく、地方でもYesやNOの意志を
随所で見せることができます。
佐渡市議会は「TPP大筋合意の撤回」を求める請願を否決しています。
「TPP大筋合意の撤回」に賛成した市議員<順不同>
近藤かずよし、金光英晴、竹内道広、荒井まり、中川なおみ、駒形信雄、
中村よしお、佐藤孝、大森こうへい、村川四郎、
「TPP大筋合意の撤回」に反対した市議員<順不同>
金田じゅんいち、大澤ゆうじろう、浜田正敏、猪股ふみひこ、山田伸之、
渡辺しんいち、坂下善英、笠井正信、中川りゅういち、岩崎隆寿、
金子克己、
賛成した市議員が10人で、
反対した市議員が11人だから、市議会請願否決、ということになったのですね。
市議会の方が、どのような考えでもって、
TPPに賛成したのか、真意を知りません。
本来ならば、知ってから、この市議員は!と言うべきなのかもしれません。
でも市議員の方々との対話の場所はなく、問題を伝えてくれる声を
探せどありません。
だから、この「結果」のみに、市民は「真意」を探るしかありません。
投票日は目前。
若い世代の人に投票に行ってほしい、と心から願っています。
未来のために、
子どものために。
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