毎年、この集落では芸能の講座が夏に2泊3日の予定で行われます。
この学校を会場にして行われるので、会場作りや掃除などスタッフとして関わります。
今年の講座の中では、能装束の第一人者の山口憲さんという方が見えられ
話をされました。
私は食事の準備でほとんど聞けなかったのですが、能装束を実際に持ってこられ、
開帳される時だけお話をお聞きしました。
おもしろい!
ものすごくおもしろい!
能装束にというよりも、この方の能装束にかける意欲と誠意が
お話の随所に見られておもしろかったのです。
写真は300年前の現物の装束で、博物館入りの貴重なもの。
本来、ガラス張りでしか見ることのできないものを
実際にひもといて見せてくれる、それだけでも講義にかける熱心さが
伝わってきます。
「現在の洋服は色あせたら捨ててしまいますな(京都風)もったいないことです。
でも能装束は色あせたら、あせた色が持つ役柄の装束として
また使われるのです」という。
あせてもなお、はなつ力が能装束には込められているということなんですね。
それがこの方が今に至るまで研究、魅了されている理由のひとつ。
この能装束を現代に再現させるために、自分ひとりで
蚕を育て、糸をつむぎ、さらに機を織って…と全工程を行って再現しているとも
いうのだからさらにすごい。
「わからないことが目の前にでてきたら、考えることはしない。
とにかくやる、やってみる」。
分野は違っていても一生懸命な人の話は本当に楽しい。
エネルギーをもらえるから。
全部の講義を聴きたかったなあ。
この学校を会場にして行われるので、会場作りや掃除などスタッフとして関わります。
今年の講座の中では、能装束の第一人者の山口憲さんという方が見えられ
話をされました。
私は食事の準備でほとんど聞けなかったのですが、能装束を実際に持ってこられ、
開帳される時だけお話をお聞きしました。
おもしろい!
ものすごくおもしろい!
能装束にというよりも、この方の能装束にかける意欲と誠意が
お話の随所に見られておもしろかったのです。
写真は300年前の現物の装束で、博物館入りの貴重なもの。
本来、ガラス張りでしか見ることのできないものを
実際にひもといて見せてくれる、それだけでも講義にかける熱心さが
伝わってきます。
「現在の洋服は色あせたら捨ててしまいますな(京都風)もったいないことです。
でも能装束は色あせたら、あせた色が持つ役柄の装束として
また使われるのです」という。
あせてもなお、はなつ力が能装束には込められているということなんですね。
それがこの方が今に至るまで研究、魅了されている理由のひとつ。
この能装束を現代に再現させるために、自分ひとりで
蚕を育て、糸をつむぎ、さらに機を織って…と全工程を行って再現しているとも
いうのだからさらにすごい。
「わからないことが目の前にでてきたら、考えることはしない。
とにかくやる、やってみる」。
分野は違っていても一生懸命な人の話は本当に楽しい。
エネルギーをもらえるから。
全部の講義を聴きたかったなあ。
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