昨日の日曜日に、廃校になった西三川小学校で行われた
「佐渡・地球未来フェスタ」に一出店者として、参加してきました。
懐かしさを感じさせる木造校舎で、豊かな古さを感じさせる小学校でした。
主催者は、
佐渡の育児サークル「むくむくの木」を運営してきたお母さんでもあり、
さらにこの夏、
福島からの佐渡に避難した22人の子ども達をお世話したパワフルな友人です。
「出店しませんか?」というお誘いをいただいたのは、
1ヶ月くらい前のことで、
「妊婦にはきついかな~」とも思っていたのですが、
主旨がやはり、
被災で苦しむ子ども達のことだったり、
脱原発のことだったりしたので、
これはやらなくちゃいけないだろう、と思って、
ホントに微々たる協力ですが、出店することにしました。
なんといっても、これだけの規模のイベントを一切の助成金なしで、小さな子どもを3人も抱えつつ、
皆で手分けして賛同金を集めた、というのですから本当にすごい。
こんな立派なチラシやポスターも製作、色んなお店で貼っていました。
開催準備中、
「なかなか、目に見えるメリットがなく、難航中です・・・。
目には見えないメリットは確実なのに。えーんえーん。」
というジョーク交じりの嘆きと一緒に
「この冬も福島の子供たちを佐渡へ疎開させたいと、打診が来ました。
そのためにも、がんばらねば」
と言うことのできる彼女の強さはどこからくるんだろう、と強く思いました。
震災後の日本を考える、重いテーマでありながら、
全然それを感じさせない雰囲気で、とても楽しめました。
廊下にはインド料理や絵を描くワークショップや、雑貨やコーヒー。
チャリティーステージに・・・
私のブースのお隣さん、佐渡産の素材をつかった作ったお菓子を販売されていたお母さんのお店。
西三川のりんごのアップルパイや、おけさ柿のゼリー、佐渡地酒の酒かすのパウンドケーキなんかを販売していました。
託児所もあって、一部屋まるまる子ども達のために開放されていました。
ちゃんと、授乳&おむつ替えルームまであって、
中はこんな感じでした。
(保健室だったところかな?こういう所が準備する側としては結構大変だったりするんですよね)
休憩スペースには、興味深い本がずらり。
好きに読むことができました。お客さんだったら、1日中読んでいそうな本ばかり。
小さな小さな木の机といす。
お母さんと小さな子どもさんが、ここでお弁当を食べていました。
私のブースでは、
祝島のびわ茶や古本。あと現実逃避チョコレートケーキと、しなしなバナナケーキを販売しました。
ありがたいことにケーキは完売!ありがとうございました!
「被災地からのメッセージ」という現地の方の講演会や、
「自然エネルギー自給への道づくりフォーラム」
というようなシンポ的内容も含め、実に実に小学校中を思いっきり使った
大規模なフェスタでした。
「震災によって失われたたくさんの命が私達に何かを語りかけています。
『自然を大切にしてください』
『毎日を大切に生きてください』
『平和な未来を創造してください』
そんな声なき遺言が、私達の胸に響いてくるようです。」
チラシにはそんな文字が小さく書いてあります。
彼女が言う「目に見えないメリット」。
それがこのフェスタをきっかけに、糸口が少しでも見つかれば・・・。
そう願っています。
小さな子ども達が沢山いたのがとっても印象的でした。
やっぱりおむつ替え部屋や、託児所まであるのは大きいですね。
出店用荷物を運ぶのを手伝ってくれたお客さんのお母さん、搬出用の荷物を運んでくれたGさん、Mさんありがとう。
今後、こちらでは「福島サポートネット佐渡」という活動を開始していくそうです。
フェスタで終わり、ではないのですね。以下に詳細を掲載します。
ご興味のある方、是非お問合せください。
「福島サポートネット佐渡」の活動参加のご案内
今年3月におきた福島第一原発の事故後、放射線値の高くなった地域の方々の多くは、
子どもたちや妊婦が安心して過ごせる場所を求めています。
佐渡は今のところ放射線値が通常と変わらない安心な場所です。
この佐渡で福島の方々とつながって共に歩もう、と有志で「福島サポートネット佐渡」を立ち上げるための
準備を始めました。
子どもたちの生命の問題にささやかでも何かしたい、という思いをお持ちの方、
この新しい活動にゆるやかにでもつながってくださることをお待ちしています。
活動開始日:2011年11月
活動場所:佐渡島内
サポート対象:福島原発事故で放射能に苦しんでいる方、子どもや妊婦。
<サポート内容>
1.避難・保養の受け入れ体制づくり(空き家、ホームスティ、公的宿舎などの検討)
2.子どもを対象にした疎開・保養キャンプへの支援(スタッフ・ボランティア)
3.佐渡産の安心な食材(野菜、海産物、乳製品)の提供
4.HP、ブログなどによる情報発信活動
5.放射能・原発に関連することについての勉強会
6.疎開留学生への支援(拠点への支援、運営、ボランティア)
7.佐渡での食品の放射能測定活動
<今後の動き・予定>
冬の疎開キャンプ(12/23~1/3)、春の疎開キャンプ(3/17~31)、
全国受け入れ先サミット参加(2/11)、5月連休の保養受け入れ、
<連絡先>
〒952-1313 佐渡市八幡256 070-5468-3899 三村修
「佐渡・地球未来フェスタ」に一出店者として、参加してきました。
懐かしさを感じさせる木造校舎で、豊かな古さを感じさせる小学校でした。
主催者は、
佐渡の育児サークル「むくむくの木」を運営してきたお母さんでもあり、
さらにこの夏、
福島からの佐渡に避難した22人の子ども達をお世話したパワフルな友人です。
「出店しませんか?」というお誘いをいただいたのは、
1ヶ月くらい前のことで、
「妊婦にはきついかな~」とも思っていたのですが、
主旨がやはり、
被災で苦しむ子ども達のことだったり、
脱原発のことだったりしたので、
これはやらなくちゃいけないだろう、と思って、
ホントに微々たる協力ですが、出店することにしました。
なんといっても、これだけの規模のイベントを一切の助成金なしで、小さな子どもを3人も抱えつつ、
皆で手分けして賛同金を集めた、というのですから本当にすごい。
こんな立派なチラシやポスターも製作、色んなお店で貼っていました。
開催準備中、
「なかなか、目に見えるメリットがなく、難航中です・・・。
目には見えないメリットは確実なのに。えーんえーん。」
というジョーク交じりの嘆きと一緒に
「この冬も福島の子供たちを佐渡へ疎開させたいと、打診が来ました。
そのためにも、がんばらねば」
と言うことのできる彼女の強さはどこからくるんだろう、と強く思いました。
震災後の日本を考える、重いテーマでありながら、
全然それを感じさせない雰囲気で、とても楽しめました。
廊下にはインド料理や絵を描くワークショップや、雑貨やコーヒー。
チャリティーステージに・・・
私のブースのお隣さん、佐渡産の素材をつかった作ったお菓子を販売されていたお母さんのお店。
西三川のりんごのアップルパイや、おけさ柿のゼリー、佐渡地酒の酒かすのパウンドケーキなんかを販売していました。
託児所もあって、一部屋まるまる子ども達のために開放されていました。
ちゃんと、授乳&おむつ替えルームまであって、
中はこんな感じでした。
(保健室だったところかな?こういう所が準備する側としては結構大変だったりするんですよね)
休憩スペースには、興味深い本がずらり。
好きに読むことができました。お客さんだったら、1日中読んでいそうな本ばかり。
小さな小さな木の机といす。
お母さんと小さな子どもさんが、ここでお弁当を食べていました。
私のブースでは、
祝島のびわ茶や古本。あと現実逃避チョコレートケーキと、しなしなバナナケーキを販売しました。
ありがたいことにケーキは完売!ありがとうございました!
「被災地からのメッセージ」という現地の方の講演会や、
「自然エネルギー自給への道づくりフォーラム」
というようなシンポ的内容も含め、実に実に小学校中を思いっきり使った
大規模なフェスタでした。
「震災によって失われたたくさんの命が私達に何かを語りかけています。
『自然を大切にしてください』
『毎日を大切に生きてください』
『平和な未来を創造してください』
そんな声なき遺言が、私達の胸に響いてくるようです。」
チラシにはそんな文字が小さく書いてあります。
彼女が言う「目に見えないメリット」。
それがこのフェスタをきっかけに、糸口が少しでも見つかれば・・・。
そう願っています。
小さな子ども達が沢山いたのがとっても印象的でした。
やっぱりおむつ替え部屋や、託児所まであるのは大きいですね。
出店用荷物を運ぶのを手伝ってくれたお客さんのお母さん、搬出用の荷物を運んでくれたGさん、Mさんありがとう。
今後、こちらでは「福島サポートネット佐渡」という活動を開始していくそうです。
フェスタで終わり、ではないのですね。以下に詳細を掲載します。
ご興味のある方、是非お問合せください。
「福島サポートネット佐渡」の活動参加のご案内
今年3月におきた福島第一原発の事故後、放射線値の高くなった地域の方々の多くは、
子どもたちや妊婦が安心して過ごせる場所を求めています。
佐渡は今のところ放射線値が通常と変わらない安心な場所です。
この佐渡で福島の方々とつながって共に歩もう、と有志で「福島サポートネット佐渡」を立ち上げるための
準備を始めました。
子どもたちの生命の問題にささやかでも何かしたい、という思いをお持ちの方、
この新しい活動にゆるやかにでもつながってくださることをお待ちしています。
活動開始日:2011年11月
活動場所:佐渡島内
サポート対象:福島原発事故で放射能に苦しんでいる方、子どもや妊婦。
<サポート内容>
1.避難・保養の受け入れ体制づくり(空き家、ホームスティ、公的宿舎などの検討)
2.子どもを対象にした疎開・保養キャンプへの支援(スタッフ・ボランティア)
3.佐渡産の安心な食材(野菜、海産物、乳製品)の提供
4.HP、ブログなどによる情報発信活動
5.放射能・原発に関連することについての勉強会
6.疎開留学生への支援(拠点への支援、運営、ボランティア)
7.佐渡での食品の放射能測定活動
<今後の動き・予定>
冬の疎開キャンプ(12/23~1/3)、春の疎開キャンプ(3/17~31)、
全国受け入れ先サミット参加(2/11)、5月連休の保養受け入れ、
<連絡先>
〒952-1313 佐渡市八幡256 070-5468-3899 三村修
移住を計画されている方がご覧になっていただく
ケースが多いようで、とても光栄です。
参考になれば嬉しいです。
こちらこそどうぞよろしくです。
佐渡に移住を検討中でして、
ときどきブログ拝見させていただいてます。
どうぞよろしくです♪
そして、こうした動きを継続するのはもっと大変なことなはず。
来年も、と言っていただき、
こちらこそ感謝です。
ありがとう。
一人ひとりが抱くイメージによって世界は創られているんだと、信じています。
小さな想像力が沢山集まってくれたことに、
感謝です!
来年も是非、開催しましょうね!
そして、出店ご苦労様でした。11ヶ月さんのお子さんとご一緒だったなんて、大変でしたね~。
箱、持ってくれて本当に助かったんですよ。
やっぱあれだけ腹がでていると、何をするにも難儀でして(笑)
被災地のために、脱原発のために、本当の意味での復興のために、私達ができること、多分きっと沢山あるんだろうなあ、と思いますが、
行動に移せる人は限られてくるのかもしれませんね。だからこそ、なりちゃんのような人が貴重なんだなあ、と思います。
小さな希望をつなぎあわせられたらいいですね。コメントありがとうございました。
初めてブログを拝見しましたが、あんな一瞬段ボールを運んだだけなのにお礼してくださってる!!っと感動し思わずコメントしちゃいました。
イベントお疲れ様でした。
私も11ヵ月の息子を連れての出店でどうなることかと思っていましたが、託児所かなりありがたかったです。
本当にいい雰囲気で、私も、もっとゆっくり色々みたかったなーと思いました。
被災地のために、今後の日本のために、何ができるのか、はがゆい日々を送っておりますが、こうやって集まってつながっていくことで目に見えないけれど何かが動いていくんじゃないかと希望が持てました。
また寒さが増して来た今日この頃、お身体大事におすごしください。
おいてある絵本が良書ばっかで、絵本好きの私としてもすごく感激しちゃいました。
子どもを親の付け添えでなく、きちんとお客さんとして認めている雰囲気が伝わってきて、
こういうイベント自体、はじめてかもしれませんね。
置いてあった本もいいの沢山でしたね。
購入したいくらいの本があったのも素晴らしい。
寄付できる巾着の型紙、なるほど~
色々な形の貢献があるのですね。
のんびりでも、ゆっくりでも継続して支援できるといいですね。私も頑張ろうと思います。
忙しくも楽しい1日でした。
写真は、実はこれで全部でして(笑)もっと撮っておけばよかったなあ~と思っています。
意外に身近な森田さんとこのを撮らなかったことをちょっと後悔しています。
お店していたから、関さんの講演を聞くことができなかったのが残念。どんなお話をされたのか、詳細を知ることができるなら是非お知らせくださいませ。
本当にご苦労様でした!
小さい子ずれでゆったり過ごせたのは初めてかもしれません?
託児室、良かったですね!
あと、置いてあった本の中から
子供の為のダンボール家具のレシピ本が気になり
早速 購入しました!
ダンボールなら売るほどあるので^m^
支援の方面では
売り上げを寄付される場合に限り販売を許可されている巾着の型紙を利用して、制作活動を進める予定にしています。
のんびりなのですが、少しでもお役に立てればと思っています。
もし、他にも記録があったら、提供していただけませんか?
出産を控えた中での、ご出店、本当にありがとうでした!私も嬉しかったです。
また、ご一緒してくださいね!