目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

かりんってジャムになるんですか?!

2006年12月19日 | てづくりもの
知り合いの先生から、かりんを10個もいただきました。
かりん、といえば砂糖をつけてエキスをだす「かりん酒」くらいしか
知らなかった私。

だけど、その先生曰く「ジャムにもできる」とのこと。

幼い頃、まったく接触のなかった果物とこうして
お付き合いになれることは非常にうれしい。

ということで、その方の作った
かりんジャムの作り方のページをみながら早速チャレンジ。

しかし、このカリンという果物は、実に人間にこびない果物で
なかなか人間好みの味、舌触りになってくれない。

皮をむいて、種と実をとりわける、という作業だけでも
自らを守る固い皮と、子孫を残す種の多さゆえに、
りんごの10倍以上の手間がかかり、

火が通るまでゆでる、という作業も1時間以上もかかりました。

さらに、画像のようななんとも美しいピンク色になるまで
一晩以上(6時間以上)も薪ストーブの上でことこと煮込みます。

このピンク色に到達した時は、結構感動しました。
以前作ったキビぜんざいのピンク色に煮ているので、
自然の色って、どっか共通しているのかなあ、とか感慨にふけったり。

しかし、ここまででは終わらない。

味を見ると、まだ渋みが残っているので
先生に相談しつつ、さらに加工しています。

全部の果物がこうだったら、ものすごく困ってしまいますが
ひとつやふたつくらい、人間にこびない果物があってもいいではないですか。

とことんまで手間をかけさせてくれる果物と
とことんまでつきあってみようと思います。

つづく。(おそらく)






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