市で配布される市報や議会だよりには必ず目を通す模範的な(?)市民です。
今日はそれについての話題です。
12月25日発行の市報さどお知らせ版の冒頭に、
「市立保育園の民営化について、市民の皆様からご意見を募集します」
という見出しのものがありました。
保育園を民営化する、ということに関しては以前から話は聞いていました。
安易に民営化していいものか(いや、いいはずがない!←断定)という思いはあれど、
そこは胸にしまって、
大人になって(かつての私を知っている人にとっては信じられないことでしょう(笑))
民営化をするならばその内容をしっかり把握し、できるかぎりよい方向で動いてもらうべく、
「佐渡市保育園民営化基本指針」なるものを読み、建設的な意見をしたいと思いました。
限りない将来を秘めた「子ども」を持つ親としては
自然な心の動き(だと思う)だと思うのです、きっとね。
HPで検索して読んでみました。
「ふむふむ…」
・・・・・・・。
(もう一度読む)
・・・・・・・。
(さらにもう一度読む)
・・・・・・・(汗)。
これは…。どっからつっこめばいいのでしょう?
私が法律に弱いから脳みそが機能しないのか、と本気で思ってしまい、
法学部出身の連れ合いに、おそるおそる聞いてしまいました。
「あのさあ、私、法律のこと、
あまり知らないからこんな風に思ってしまうのかもしれないんだけど、
全然わかんないんだ。←笑
この文面読んでみてくれないかな。
私が頭が悪いから、この文面をおかしいと思ってしまうのかな(本気)」と。
私の言い分はこうです。
仮にも「市民の皆様からご意見を募集しています」とあるのですから、
意見を言えるような体制の文面だと思ったのです。
ところがどっこい、この基本指針なるものが言っていることは
「保育園を民営化します」という強行的な事実だけ。
一体何にどう意見を言えばいいというのか、取り付くシマもありません。
例えば、保育園が民営化するならば、市側にどれだけメリットがあって、
市民側にどれだけデメリットがあるのか、
それくらいは情報として伝えてくれてもいいのではないか。
給食センターの時もそう思いましたが、
「財政が逼迫しているため…」それだけを盾に一体、
どれだけのものを犠牲にしようとしているのか見えていないなと思うのです。
もっというなら、財政を抑えるために犠牲にするべきものをせずに、
犠牲にしてはならないものを簡単に捨ててしまっているように思うのです。それは例えば、すごく安易な言葉で言うなら子どもの将来とか、教育とか、自然とか、そういうものね。
この文面には
全てが「もうすでに民営化され(保育の内容さえ)完全に決まりきってしまっている枠」が見えるのです。
民営化のスケジュールも強行突破です。
平成21年の11月から1ヶ月で案を作り、翌年の1月からたった1ヶ月で意見募集、
さらに今年の2月からたった1ヶ月で民営化基本指針公表へいき、
3月に民営化基本指針周知、民営化候補園の選定
とどんどん進む進む、
4月以降に関係地区説明と事業者への周知
平成23年の4月から民営化!です。
法律は素人です。大学では一般教育でちょびっと習っただけです。でも、
早すぎませんか?そんなに早いのは何故ですか?
そちらが持っているだろう情報をオープンにしないで「意見を募集します」とは
言葉だけ、と思うのは言いすぎでしょうか?
公立保育園での保育の継承という項目では
「保護者の意見・要望を取り入れながら
現在の公立保育園の保育内容を継承することを前提に引継ぎを行います」という一文は(本当に一文だけ)なんとも疑わしいものです。
例えば、保護者ならば
市立と民営化とで保育はどんな風に変わるのか、
少子高齢化とはいえ全ての幼児を、大きな施設に一箇所に集中させるような
やり方は乱暴なやり方に思うけれど、とか、そうしたしごく当然(と思われる)意見など
完全にスルーするだろう雰囲気がこの文面から見え見えです。
さらにいえば、市報には意見を募集してはいるが
「寄せられたご意見に対して個別に回答は行いませんが、寄せられた意見の概要と、
それに対する市の考え方はホームページで公表します」とあります。
あらかじめ予防線をはっている!
連れ合いは、この文面を読んで
「(市民は)完全に蚊帳の外、という雰囲気だね」と言っていました。
保育園というと、小さい子どもを持っている親だけの問題と思うかもしれませんが、
この流れは小学校、中学校、高校、果ては社会人になった後のところまで響く問題ではないか
と思います。
別に英才教育をほどこしたいわけでも、立派な教育を与えてあげたいわけでもないのです。
普通の家庭の中で、子どもとその友達である多くの子ども達を、
豊かな自然の中で、あたたかい目で見守ってあげたい、それだけなのですよ。
皆さんはどう思いますか?
今日はそれについての話題です。
12月25日発行の市報さどお知らせ版の冒頭に、
「市立保育園の民営化について、市民の皆様からご意見を募集します」
という見出しのものがありました。
保育園を民営化する、ということに関しては以前から話は聞いていました。
安易に民営化していいものか(いや、いいはずがない!←断定)という思いはあれど、
そこは胸にしまって、
大人になって(かつての私を知っている人にとっては信じられないことでしょう(笑))
民営化をするならばその内容をしっかり把握し、できるかぎりよい方向で動いてもらうべく、
「佐渡市保育園民営化基本指針」なるものを読み、建設的な意見をしたいと思いました。
限りない将来を秘めた「子ども」を持つ親としては
自然な心の動き(だと思う)だと思うのです、きっとね。
HPで検索して読んでみました。
「ふむふむ…」
・・・・・・・。
(もう一度読む)
・・・・・・・。
(さらにもう一度読む)
・・・・・・・(汗)。
これは…。どっからつっこめばいいのでしょう?
私が法律に弱いから脳みそが機能しないのか、と本気で思ってしまい、
法学部出身の連れ合いに、おそるおそる聞いてしまいました。
「あのさあ、私、法律のこと、
あまり知らないからこんな風に思ってしまうのかもしれないんだけど、
全然わかんないんだ。←笑
この文面読んでみてくれないかな。
私が頭が悪いから、この文面をおかしいと思ってしまうのかな(本気)」と。
私の言い分はこうです。
仮にも「市民の皆様からご意見を募集しています」とあるのですから、
意見を言えるような体制の文面だと思ったのです。
ところがどっこい、この基本指針なるものが言っていることは
「保育園を民営化します」という強行的な事実だけ。
一体何にどう意見を言えばいいというのか、取り付くシマもありません。
例えば、保育園が民営化するならば、市側にどれだけメリットがあって、
市民側にどれだけデメリットがあるのか、
それくらいは情報として伝えてくれてもいいのではないか。
給食センターの時もそう思いましたが、
「財政が逼迫しているため…」それだけを盾に一体、
どれだけのものを犠牲にしようとしているのか見えていないなと思うのです。
もっというなら、財政を抑えるために犠牲にするべきものをせずに、
犠牲にしてはならないものを簡単に捨ててしまっているように思うのです。それは例えば、すごく安易な言葉で言うなら子どもの将来とか、教育とか、自然とか、そういうものね。
この文面には
全てが「もうすでに民営化され(保育の内容さえ)完全に決まりきってしまっている枠」が見えるのです。
民営化のスケジュールも強行突破です。
平成21年の11月から1ヶ月で案を作り、翌年の1月からたった1ヶ月で意見募集、
さらに今年の2月からたった1ヶ月で民営化基本指針公表へいき、
3月に民営化基本指針周知、民営化候補園の選定
とどんどん進む進む、
4月以降に関係地区説明と事業者への周知
平成23年の4月から民営化!です。
法律は素人です。大学では一般教育でちょびっと習っただけです。でも、
早すぎませんか?そんなに早いのは何故ですか?
そちらが持っているだろう情報をオープンにしないで「意見を募集します」とは
言葉だけ、と思うのは言いすぎでしょうか?
公立保育園での保育の継承という項目では
「保護者の意見・要望を取り入れながら
現在の公立保育園の保育内容を継承することを前提に引継ぎを行います」という一文は(本当に一文だけ)なんとも疑わしいものです。
例えば、保護者ならば
市立と民営化とで保育はどんな風に変わるのか、
少子高齢化とはいえ全ての幼児を、大きな施設に一箇所に集中させるような
やり方は乱暴なやり方に思うけれど、とか、そうしたしごく当然(と思われる)意見など
完全にスルーするだろう雰囲気がこの文面から見え見えです。
さらにいえば、市報には意見を募集してはいるが
「寄せられたご意見に対して個別に回答は行いませんが、寄せられた意見の概要と、
それに対する市の考え方はホームページで公表します」とあります。
あらかじめ予防線をはっている!
連れ合いは、この文面を読んで
「(市民は)完全に蚊帳の外、という雰囲気だね」と言っていました。
保育園というと、小さい子どもを持っている親だけの問題と思うかもしれませんが、
この流れは小学校、中学校、高校、果ては社会人になった後のところまで響く問題ではないか
と思います。
別に英才教育をほどこしたいわけでも、立派な教育を与えてあげたいわけでもないのです。
普通の家庭の中で、子どもとその友達である多くの子ども達を、
豊かな自然の中で、あたたかい目で見守ってあげたい、それだけなのですよ。
皆さんはどう思いますか?
決定事項を遂行するために、市民の意見と交わらないように‥
お上のやることは、うまくできているなぁと思います。
私も無力感いっぱいになって、バカバカしくなったことがありました。
(ジャンルは違いますが、全く同じようなことです。)
そして思ったのは、やっぱり自己責任でいくしかない!ということです。
自分で選び、自分でつくっていることを強く自覚し、その責任を、どこの誰に向けるでもなく自分自身で取れるような生き方‥
私たちも、子供がいないのに既に地元の保育園~中学くらいまでの教育に、疑問&不安を抱いていて‥。
しかし最悪、なにかあっても、算数と社会までならお父ちゃんが教えられるからまぁいいか!
という話に、いつも落ち着きます(笑)。
いろいろあるけど、ぜんぶが自分に還ってくることを感じながら、
小さな共同体(=家庭)を育んでいけば、きっと間違いないはず‥と信じたいです。
そうやって丁寧に生きた、それぞれの小さな希望の子供たちが、
将来の大きな共同体をつくっていってくれるのではと‥と、淡い希望を抱く日々です(^^;
自己責任、という言葉は難しく、また切り開いていく感のある強い思いを感じます。
子供への教育への不安、よくわかります!
産む前まで結構もんもんと考えて、連れ合いに話したこともありますよ。
「いかにもお前らしい考えだ」と受け入れてもらえたことがまずは嬉しかったですが(笑)
今は産んでしまったので腹をくくっています。
教育や環境、様々な問題への不安をある程度、思い悩んだ末で産んだので、どんなことになっても(不登校になったり、ホモになった時の(笑)ケースも考えたりなどした私…)向き合おうと。
「丁寧に」って言葉は素敵ですね。
子育てにもいえるのですね。そうやって暮らしていけたらいいですね。頑張ろうと思います。
そういえば、最近は不安的要素ではあまり悩まないなあ。育てることで手一杯だからかな。
いったいどれだけいるんでしょうね。
いたとしても、少なすぎてつぶされてるのかな。
私はムスメの保育園を決めるときに、とても困った経験があります。
勉強のたぐいをさせるより、しっかり遊んでほしいという気持ちをもっていたので、幼稚園ではなく保育園を探していました。
基本的に保育園は親が働いている家庭ということが条件。
でも私は働いていません。
ムスメが病気になったとき、うちは近くに預けられる人もいないので、
どうしても勤務先に迷惑をかけることになってしまうし、ムスメが小さいうちは
家にいたいという気持ちをもっているからです。
でも探しました保育園。
で、(ここだ!)というところが見つかったのですが、そこは市外でした。
ここでは希望しても市外の保育園に行くことは認められていません。
(勤務先が近いなどの理由があれば、‘広域入所’という手続きをとって認められることもあり。)
こどものためにその時考えられる最善をつくしたいというのが親心。どうしてもその園を選びたかった。
市役所にも行きましたし、県知事宛に手紙も書きました。
行きたい場所に行けないということに納得ができませんでした。
認定こども園であれば、親が働いていてもいなくても、どこに住んでいても入れるようになるとのことで、
希望する園の園長先生も動いてくださったのですが、認定子ども園にすることは園にとっては負担になることが大きいのか、その話もなくなりました。
どうにもならずあきらめかけた時、園長先生が手を差し伸べてくださり、
個人契約で入れていただいて今に至ります。
(半官半民的な保育園なので可能だったのかと。)
後から、市外に入れないというのは補助金の問題などが絡んでくるからと聞いて、仕方ないかとも思ったのですが、
シンプルに、シンプルに、主役であるこどもと親の思いを大切にしてほしい、そう願います。
そして、だいたい保育園というのは≪近い≫というのが一番の選択ポイントになりがちですが、
いろいろ見学してみると、違いがとても大きいです。
行政側もですが、親側も任せるだけではなくて、もっと真剣に考える必要がありそうです。
その中に子どもたちのことを本気で考えて動いてくれている人って、
いったいどれだけいるんでしょうね。
いたとしても、少なすぎてつぶされてるのかな。
っていうのは、本当にその通りなんですよ。
身近にそういう人がいました。切なかったです。見てて。
働かないと保育園に入れない(単純に言うと)というのはちょっと違いますね。
保育園という場所がただの預かり所になっていますね、本当はすごく、場合によっては小学校とかよりも重要な生長期間だと思うのですけどね。
私の子どもが通っている保育園も民営化の対象保育園で、過去2回の説明会が開催され、本日(2月10日)も午後7時から説明会が開催予定です。
中興保育園は民営化の対象の基準(60人以上の規模の保育園であること、築20年以下の園舎であること)からはずれているにもかかわらず、名乗りを上げている業者(名前は教えてもらえません)がいるとのことで対象園となっているそうです。
色々おはなししたいことあり!ます!
ご意見もうかがいたい!です!
(いつも騒々しくてごめんなさい)
中興保育園では、説明会に参加できない方のために説明会などの記録ブログを作っています。
見づらいかもしれませんが(今後、見やすくしていくつもり)ぜひぜひご覧下さい。
中興保育園民営化の記録(保護者による記録)ブログ
http://nakaokuhoiku.blogspot.com/
議事録第1回目
http://nakaokuhoiku.blogspot.com/2011/02/1.html
議事録第2回目
http://nakaokuhoiku.blogspot.com/2011/02/2.html
よろしくおねがいします。
そして、添付してくださっている議事録ブログを立ち上げてくださって、ありがとうございます。
一市民として、一母として、感謝申し上げます。内容を拝読して、蛸山の特急さんのブログにコメントしたいと思います。
心の中の不安を共有してくださって、ありがとうございます。