日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

川下から川上へ

2006-02-09 | 経営改善
トヨタ流生産方式で特徴的なのが
お客様から生産を変えるという考え方があります。

沢山の自動車を作ってお客様に選んでもらう方法よりも
お客様の好みを聞いてから生産する方法で
コストをかけない工夫をしています。

沢山の在庫は多くの無駄を内包しています。
保管場所、金利、管理費、劣化・・・。
良いことなど何もありません。
これらを省くことによってより良いものをより安く提供できるようにしています。

受注生産はお客様不在のように見えることがあります。
確かに生活必需品であればそういえるかもしれません。
しかし、自動車は耐久消費財です。
一日や二日納期に時間を要しても、だれも困りはしないのです。
それなら、より良い製品を安く提供できる方が
お客様の立場に立っているということが出来ます。

我々は、自分(供給者)側からばかりモノを見てしまう悪い癖があります。
視点を変える。
変わる事を厭わない。
お客様の笑顔を喜びとする。
そんなことが出来るだけで人生楽しくなってしまいます。
上流からばかり消費を見ないで
下流から生産や販売、サービスの提供を見ると
新しい世界が開けること請け合いです。

あなたも挑戦してみませんか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電子申告しましょう

2006-02-09 | 税金・節税・資金繰り
電子申告していますか?
電子政府を作り、小さな政府、コストの掛からない政府を作ろうという
掛け声の下、たくさんの国家予算を費やして
電子申告制度が平成16年から開始されています。

しかし、思いのほか低調な滑り出しです。
これだけITの恩恵に預かっているのもかかわらず
電子申告は、なぜか、実施してもらえないようです。

因みに当社は17年中に146件の電子申告を致しました。
実施したほとんどの方が、一度電子申告をしたら
確定申告の際、もう二度とペンとハンコの世界には
戻りたくなくなるということを言われます。
だって、楽ですもの・・・。
下手な(失礼、お客様ご自身の発言です。)文字を書かなくて済みますもの・・・。
写真付きの住基カードは身分証明にもなりますから
運転免許証を持たないご老人などには肌身離さず持っていて頂きたいものです。
また、写真付きなら犯罪に使われる可能性も少なくなります。
もっと大切なのは、税務行政に協力的な国民であるという
アピールが出来るのです。
「俺は小泉さん(首相)と面識が無いからどうでも良いや!」なんていわないで下さい。
日々の積み重ねがあなた自身の社会的評価を高めるのです。
一人ひとりにとっては小さな行動かもしれませんが
その行動によってより小さな政府ができ、
より的確な予算消化がされるようになるのです。

一人ひとりにとっては小さな一歩かもしれませんが
私たちの子供や孫たち子孫にとっては
大きな一歩を踏み出すことを忘れたくは無いものです。

さあ、今年から電子申告をして見ましょう!
手続きが分からなければご一報いただければ
親切にお教えいたしますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お客様の立場に立つということ

2006-02-09 | 経営改善
私が口癖のように社内で言う言葉です。
「顧客満足はいらない!お客様の立場に立て!」
顧客満足は、与える側の理論です。
お客様の立場は、与えられる側の立場です。
お金を払っていただくのはお客様です。
お客様の立場に立たずに商売をするなんてとんでもないことです。

当社にとって大きな事件が先日起こりました。
恥ずかしいから書きたくないような事件です。

以下のことが一社で起こってしまいました。
①納付書を時間外にお渡ししてしまった。
②決算書をお渡ししていなかった。
③顧問料のご相談を私に報告していなかった。
④決算処理をお客様にお知らせしていなかった。
⑤指導が「ウリ」の事務所なのに指導が薄くなってしまった。
・・・

大反省です。
すべて私の監督不行き届きでした。
①については
イ、時間管理の不徹底
ロ、確定申告作業の流れの管理不行き届き
ハ、社内での遠慮
ニ、自分の都合優先
ホ、スケジュール管理の不徹底
へ、不納付加算税や延滞利息などへの理解の薄さ
ト、お客様の財布は自分の財布という意識の醸成不足

②については
イ、納品書不在
ロ、期限の不徹底
ハ、お渡ししたことの確認漏れ
ニ、不都合を不都合だと感じない土壌

③については
イ、巡回監査報告書などの活用不徹底
ロ、社内での遠慮
ニ、ホウレンソウの不定着
ホ、顧問料改定が自分のサービス不足を露呈することの怖さ

④については
イ、関与先事務員さんとの関係構築不徹底
ロ、関与先事務員さんの仕事を盗ってしまっていることの罪悪感の欠如
ハ、決算処理の説明不足の慢性化
ニ、アシスタントになっていることの「楽さ」への溺れ

⑤については
イ、「指導=嫌な顔をされる」という恐怖心
ロ、関与先経営者への愛着不足
ニ、関与先事務員さんへの愛着不足
ホ、自分が当社を代表していることの意識不足
ヘ、月次処理優先をとがめない社内風土(余裕の無さ???)
ト、指導を嫌がられ顧問契約を解約されるのではないかという恐怖
・・・。

お客様には本当に申し訳ないことをしてしまいました。
そして感謝しています。
当社の至らない部分を教えていただけたことは
どんな宝物を頂いたよりも大きな価値がありました。
また、何ヶ月間も心に蟠りとして持たせてしまっていたことを
本当に申し訳なく思っています。
もう一度、社内で「お客様の立場になる」ということを徹底したいと思います。
そして、当社の人間は指導のプロであることを再度徹底させたいと思います。
お客様の嫌な顔を恐れずに指導を徹底していきたいと思います。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トヨタ流「最強の社員」はこう育つ②

2006-02-09 | 乱読・積読
著 者    若松 義人 
発 行    2004年8月10日 第10刷発行
発行所    成美堂出版 株式会社
価 格    700円+税
お勧め度     
感 想    出張の際にもう一度読もうと思い以って出ました。何度読んでも、当たり前のことばかりです。しかし出来ないことばかりです。やってみればなんでもないことを私たちは色々な理由をこじつけて、できないと諦めてしまっています。出来ないのではない、やらないだけなのだ。やれないのではない、知らないだけなのだということを教えててくれる一冊です。私たちの普段の行動や思考方法をほんのチョッとだけ変えると環境は一変してしまいそうですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思いは信念に変わり、信念は形に変わる

2006-02-09 | 経営改善
思い通りにならないと嘆く社長がいます。
そんな人に限って、真剣に物事を変えようとしません。
社長との話の中で「変えなきゃいけない。でも変えられない・・・。」
という甘ったれた言葉を聞くケースが多々あります。
敢えて「甘ったれた」という言葉遣いをするのは
社長自身、本当に変えようと思っているのかという疑問があるからです。
本当に今を変えたいなら行動が変わるはずです。
自分自身に厳しくなるはずです。
今の会社の窮状は自分の怠慢や力不足であることに気付くはずです。

残念ながら経営難の会社ほど、社長は自分の責任を理解したくないようです。
社長は寝るな!
社長は自分のことを考えるな!
社長は自分の家族のことは最後に考えよ。
社長は従業員に協力を求めよ。
社長は取引先に頭を下げよ。

社長の思いの強さが信念になります
信念の強さが行動に繋がります。
行動の結果が成果に繋がります。

ダメだと嘆く前にやるべきことは沢山あります。
先ずは、自己反省からですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする