日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

厳しい現実 ひとり親方との取引に思う

2023-07-12 | つれづれ
ひとり親方とは付き合うな!

いえいえ勘違いしないでください!
付き合うなというのは個人的にという意味ではありません。

『取引相手として』という意味です。

こんな事例に遭遇しました。
実質ひとり親方(実は、社長と従業員2人)の会社と取引をしていて
その親方が急な精神疾患に罹患し
その後、連絡がつかず
遂には孤独死

会社のすべての事業は社長が切り盛りし
従業員は本当にアシスタント程度にしか働いておらず
文章にも
紙にも
パソコンにも
その仕事の内容は残されておらず
会社のすべての事業は亡くなった社長の頭の中
社長が亡くなったことで役員はおらず
会社のお金を動かすことも出来ず
従業員はお金も貰えないので会社にすら出てこない
取引先はただただ狼狽えるしかありません。

今年10月からインボイス制度が始まります。
適格請求書発行事業者にならない事業者との取引は
しない方向で世の中が動いています。

適格請求書発行事業者にならない事業者の多くは
「自分はひとり親方だから」
「自分は細々としか事業をやっていないから」
「インボイス制度なんて難し過ぎて。。。」
という理由からです。

これに「ひとり親方との取引の危険性」が加わるとすると
『取引相手企業は組織化された企業とのみ』となっても仕方がありません。

本当にひとり親方で良いのか?

自分自身の事業でも
取引相手の事業としても
「ひとり親方」であることについて
真剣に対応すべきと考えさせられて次第です。

あっ!
当社は私に権限や責任が過度に集中しないように
「組織」として動く体制を構築しております(一部企業は別として)
「安心してください!ちゃんと穿いていますから!」ナンノコッチャ"(-""-)"
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする