読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『走れメロス(声にだすことばえほん)』(小5・小6に読んだ本)

2014年06月26日 | 童話・昔話・名作
小学生国語道場では、授業前に名作の一部を音読しています。
少し前は、「坊っちゃん」を読んでいました。(ちなみに今は「平家物語」を読んでいます。)
そこで、今日は齋藤孝先生・編の声にだすことばえほんシリーズを読みました。

「走れメロス」と「吾輩は猫である」を用意して、お子さんたちに「どっちがいい?」と聞いたところ、
「両方読みたいという嬉しいお返事が

そこで、2週続けて、こちらのシリーズを読むことにしました。

まず今週はこちら。
走れメロス(声にだすことばえほん)
太宰治・文 竹内通雅・絵 齋藤孝・編
ほるぷ出版

「走れメロス」は、中2の国語の教科書に載っていますが、あらすじは小学生でも知っている子は多いのではないでしょうか。
でも、実際に読もうとすると、小学生にとっては「言葉が難しい」という壁が…

この絵本は、「走れメロス」のあらすじが分かるように、短く編集されています。
しかも、文自体は元のままなので、太宰治の作品を手軽に味わうことができます。

最後、メロスが再び活力を取り戻して走り始めるシーンも、しっかり載っています。

まずは、このような絵本でメロスに触れてから、本物の「走れメロス」を読めば、小学生でも読みやすいのではないでしょうか?

クラスのお子さんたちも、集中して聞いてくれました
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