一昨日の小学生国語道場では、こちらの本を読みました。
こちらの本は、「宇宙から来ただれかに地球を説明するために書かれた手紙」です。
この絵本に登場するのは、世界中の人々です。
作者は世界中の子どもたちと過ごしてきました。ブータンのヒマラヤ山脈の頂上に10人の児童たちとたどりついたとき、「みんなの心が一つになるような物語を描きたい」と思ったそうです。その思いが、こちらの絵本を生み出しました。あとがきには、子どもたちからも、宇宙から来ただれかに地球を説明するためのアイデアを、たくさんもらったと書かれています。
この絵本では、地球や人々の生活について説明されています。
住む家や、家族のかたち、仕事など、説明される事柄は多岐に渡っています。
文章だけでなく細部まで描き込まれた絵も多くを語ってくれていますので、それぞれのページをじっくり見ることをおすすめします。
クラスでは、時間の関係で絵を隅々まで鑑賞する時間は取れませんでしたが、それでも、仕事についてかかれたページの「バナナマン」は、生徒さん達の注目を一瞬で集めていました(生徒さん達の気づくスピードがすごい!)。この人の職業は何なのか…ぜひ、本で確かめてみてください。
「多様性」という言葉は使われていませんが、この絵本ではまさに多様性について考えさせられるます。地球や私たち自身について様々な角度から考えるきっかけを与えてくれる絵本です。
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