新年初回の小3国語クラスでは、こちらの本を読みました。
『まるいちきゅうのまるいちにち』
安野光雅・編 童話屋
(Amazonでは高めの中古しか見つからなかったので、リンクは貼っていません…)
この絵本は、1月1日の世界各国の様子を9人の絵本作家さんたちが描いたものです。
絵本を開くと、見開きで8枚+無人島の絵が広がります。
日本で1月1日朝9時の瞬間、アメリカのシカゴでは12月31日の18時、イギリスでは1月1日の0時です。
このように、日本、アメリカ、イギリス、ロシア、ブラジル、ケニア、中国、オーストラリアで同時に何が起こっているのかが分かるのが、この絵本の面白いところ。
しかも、それぞれの国でそれぞれのお話が展開しているので、国ごとに絵を追っていってもまた別の楽しみ方ができます。
クラスでは、お子さんとそれぞれの国の様子を楽しみながら読みました。
この絵本は、私が子どものころ家にあり、何度も読んでいました。
林明子さん、エリック・カールさん、レイモンド・ブリックスさん…今思うと、かなり贅沢な作家陣です。
安野光雅さんが書かれた前書き、「この本をみる子どもたちへ」。
子どものころに読みましたが、大人になってから読むと、深いメッセージで胸がいっぱいになります。
大人の私たちは、みんながいつまでも仲良く暮らせる素晴らしい地球を守っているのでしょうか。
私が子どものころは新作だったこの絵本。
35年経った今、改めて名作だと思います。
にほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪