先日、中1の生徒さん達に、復習するタイミングについてお話ししました。
皆さんは、「エビングハウスの忘却曲線」をご存知でしょうか?
心理学者エビングハウスが、暗記した知識の忘却と復習の影響を調査した結果を表したものなのですが、1日経つと人間は約60%のことを忘れてしまうのです。そのまま放置すると、記憶はどんどん減っていく一方。
そこで、復習して記憶を強化することが大切なのですが、ポイントはそのタイミングです。あまりに時間をあけすぎるとほとんど忘れてしまって、ゼロからの再スタートになりかねません。効率が悪いですね…。
そこで、忘れる前に復習して記憶を定着させることが大切です。
私自身の最も効果的だった勉強法は、塾で勉強した内容をその日のうちに別のノートにまとめ直すという方法です。当時中3だった私は、英語の学習内容のあまりの高度化にびっくり!「これはしっかり復習しないと覚えきれない!」と危機感を抱き、英語についてはこの勉強法を1年間継続しました。
・その日のうちに復習
・寝る前に暗記
この2点が功を奏して、自分でも驚くほど覚えることができました。
当時は思い付きで取り組んでいたのですが、改めて考えると脳科学的にも良かったようです。
ただ、この方法は睡眠時間が削られるという欠点があるので(塾から帰ってきた後に復習ですからね…)、生徒さんには「勉強してから24時間以内に復習するように」とお伝えしています。
ちなみに復習のタイミングについては、この本にも詳しく載っています。
こちらの本は塾に置いてありますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。貸し出しもしていますよ!
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意味のある文章の暗記などはもう少し覚えていると思います。