11月半ばの小学生国語クラスでは、こちらの本を読みました。
安房直子さんの作品が好きな生徒さんなので、選んでみたこちらの絵本。
絵も文章も優しい雰囲気で、癒されます。
後ろの説明書きを見ると、1979年に「幼稚園」という本に書かれた作品のようです。確かに、幼稚園児向けの雰囲気がありますが、「幼稚」ということは全くなく、むしろ散文詩を読んだかのような不思議な余韻が残る作品です。
また、ひらがなだけで書かれた絵本が多い中、この本には漢字が適切に使われています。そして、漢字にルビがふられているのもありがたいです。
4つの短いお話が収められているこちらの絵本。くまの楽器店の名前は「ふしぎや」です。そして、色々な楽器がお客さんたちのお悩みを解決していきます。
人間や世界と音楽は、切っても切れない関係にあるような気がしますし、この「ふしぎや」で買った楽器を使えば、色々なことが好転しそうな感じがします。
音楽を聞いて楽しそうに踊っている子供はきっと楽しいでしょうし、それを見ている大人も楽しい気持ちになりますよね!
魔法をかけられたような読後感で、心があたたかくなる1冊です。
にほんブログ村 ←いつも読んでくださりありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです!
塾教育ランキング ←こちらもクリックしていただけると嬉しいです!