読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『雪の写真家 ベントレー』(小4・小6に読んだ本)

2020年01月18日 | 伝記
1月最初の小学生国語道場クラスでは、こちらの本を読みました。

 この本も、前回に引き続き、小学生新聞で冬の絵本として紹介されていたものです。

アメリカの豪雪地帯にある小さな農村に生まれたベントレーは、雪に魅せられ、生涯を雪の研究と、結晶の写真撮影にささげました。
こちらは、そんなベントレーの伝記絵本です。
子どもの頃から雪が大好きで、15歳の時から顕微鏡で見た雪のスケッチを、3年間、毎年100枚ほど残していたベントレー。
ある日、ウィリーは顕微鏡付きのカメラがあることを知ります。
「このカメラがあれば、雪の写真をとれるんだけどな」
とても高価なカメラでしたが、両親はウィリーの願いをかなえてあげたいと思っていました。そして、ウィリーが17歳の時に、貯めていたお金でカメラを買うことに決めたのです。
それから、ウィリーは毎年雪の結晶を写すようになります。

この絵本を読むと、ウィリーが純粋に雪が大好きだったのだということがよく分かります。また、ご両親の理解と、高価なカメラ(10頭の乳牛よりも高い!)を買うという決断が、本当に素晴らしいです。
子どもをよく見て、本人が本当に好きなことを応援する…そんな親でありたいと思います。

お子さんたちは、最後のページに載っている、ベントレーが撮った雪の写真に歓声を上げていました。
人気ブログランキング←いつも読んでいただきありがとうございます!ランキングに参加しています。クリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へにほんブログ村←こちらもクリックしていただけると嬉しいです♪
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ねずみのよめいり』(小2... | トップ | "I'll Teach My Dog 100 Word... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

伝記」カテゴリの最新記事