1月最初の小学生国語道場クラスでは、こちらの本を読みました。
この本も、前回に引き続き、小学生新聞で冬の絵本として紹介されていたものです。
アメリカの豪雪地帯にある小さな農村に生まれたベントレーは、雪に魅せられ、生涯を雪の研究と、結晶の写真撮影にささげました。
こちらは、そんなベントレーの伝記絵本です。
子どもの頃から雪が大好きで、15歳の時から顕微鏡で見た雪のスケッチを、3年間、毎年100枚ほど残していたベントレー。
ある日、ウィリーは顕微鏡付きのカメラがあることを知ります。
「このカメラがあれば、雪の写真をとれるんだけどな」
とても高価なカメラでしたが、両親はウィリーの願いをかなえてあげたいと思っていました。そして、ウィリーが17歳の時に、貯めていたお金でカメラを買うことに決めたのです。
それから、ウィリーは毎年雪の結晶を写すようになります。
この絵本を読むと、ウィリーが純粋に雪が大好きだったのだということがよく分かります。また、ご両親の理解と、高価なカメラ(10頭の乳牛よりも高い!)を買うという決断が、本当に素晴らしいです。
子どもをよく見て、本人が本当に好きなことを応援する…そんな親でありたいと思います。
お子さんたちは、最後のページに載っている、ベントレーが撮った雪の写真に歓声を上げていました。
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