昨日の小3国語オンラインクラスでは、こちらの本を紹介しました。
主人公のハリネズミには、友達がいませんでした。
どんな時でも、思ったことをそのまま口に出してしまうハリネズミの意見は、厳しいものでした。
それで相手を怒らせてしまうことも…。
けれども、もぐらとの出会いで、ハリネズミは変わっていきます。
「本当のことを言えないなら、友達なんかいらない」
「ひとりでいても、ちっともさみしくない」
「誰かに助けてもらわなくても、自分のことは自分でやるさ」
こう思っていたハリネズミが、もぐらと出会うことで、少しずつ変わっていく様子が素敵です。
大切な相手や素敵な物事に出会うことで、喜びだけではなく、今まで感じなくてもよかった悲しみも感じるようになるのですが…。
この物語には漢字はほとんどなく、小学校低学年から読めます。けれども、内容は決して「子ども向け」というわけではなく、人生の幸せとはどのようなことなのか考えさせられる深いお話です。
読んだ後には、友達関係だけではなく、親子や夫婦の関係も振り返ることができそうです。
お子様はもちろん、大人にもおすすめの1冊です。
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