読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『いつだってともだち』(小3に読んだ本)

2022年07月07日 | 友達っていいなと思える本
先日の日曜日の寺子屋は、高校の定期テスト直前ということもあり、参加者が全員高校生でした。しかも、最終的には残席1名という状況で、大盛況!
ほとんどの生徒さんは今もこちらに通塾している高校生でしたが、中には卒業生も。数か月ぶりにお会いしたら、ぐっと成長していて驚きました!塾に置いてある問題集や参考書を見ながら、集中して勉強していました。

さて、久々の絵本のご紹介です。
6月最終週の小学生国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 今回も、生徒さんが大好きな「おれたち、ともだち!」シリーズです。

キツネはみんなと遊びたいのに、みんな何か変なのです。
オオカミさんは居眠りばかり。イノシシとイタチのところに行くと、「忙しいから帰れ!」と言われ、ヘビのところに行っても、「今日は失礼させていただきます」と、扉さえ開けてくれません。
キツネは、なんだか一人ぼっちになった気分です…。

途中まではハラハラしますが、最後のシーンの素敵なこと!!

ある女優さんが「人生は何回感動できたかが勝負だ」とおっしゃっていた、ということを読んだことがあるのですが、最近、特にそう思います。
深い悲しみを感じるのは、それまで体験してきた幸せがあるからこそだと思いますし、泣くほどの喜びを感じるのは、それまでに泣きそうなほどの辛さや苦しさを感じてきたからだと思います。
「おれたち、ともだち!」シリーズを読むと、感動するには「喜怒哀楽」すべての感情が大切なのだということを思わされます。
「おれたち、ともだち!」シリーズは、楽しい絵本であると同時に、とても深い絵本でもあると思います。
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