2015/04/21 長崎新聞より。
佐世保市で水道管の破裂が相次いでいるそうです。
「ある場所で収まったかと思えば、今度は別の場所で破裂するーの繰り返し」
「市は古くなった水道管の取り替えを順次進めているが、財源の問題もあって、なかなか
追いつかない」
老朽化した水道管の取り替えだけでも莫大な費用がかかりますよ。
厳しい財政、限られた予算。何が優先順位か明らかでしょう。
しかも、佐世保市の1日配水量の約一割、7000トンがだだ漏れしているのです。
下の写真は昨年、佐世保市の岡本水源地に行ったときのものです。
岡本水源地は明治33年に作られた佐世保市で最初の貯水池です。
水源地の直ぐそばにあり、明治時代に設置されていながら今なお現役です。
「佐世保鎮守府水道制水辯」と書かれてあります。
強固な鉄製みたいですがかなり錆びています。
地上部でこれですから地中部分の劣化はもっとひどいのでは?
一般的な耐用年数とされる40年を超えている水道管が19.2%、約300㎞近くあるそうです。
財源がないといっているのに必要性の全くないダムなんかにいついまでもしがみついている
場合ではないでしょうに・・。