石木ダム建設問題で、長崎県は反対地権者13世帯のうち9世帯の家屋と土地などの収用裁決
に向けた測量調査に昨日から着手していますが、昨日、今日と反対地権者、支援者に阻止され
着手できませんでした。
共有地権者の一人でもある私は今日応援に行ってきました。
すでに、8月下旬に4世帯の農地が強制収用されています。
印鑑も押していないのに、お金の受け取りも拒否しているのに、不要なダム建設のためにたいせ
つな土地・家屋を無理やり取り上げられ、勝手に国のものに名義変更されてしまうのですからたま
ったものではありません。
県の強権的なやり方にもこうばるの地権者のみなさんは一歩もひるくむことなく、明るく、意気揚
々と、したたかにたたかっています。こちらが元気をもらうくらいに。
反対地権者の激しい抗議にダム事務所の所長もたじたじです。
長崎空港を造るとき、当時の久保知事が予定地の住民と膝をつき合わせて話し合いをし、
説得したのは有名な話です。
いちばんきついところを所長に押しつけて知事はいったい何をしているのでしょうか。
久しぶりのこうばるは、雨が上がって、石木川が力強く流れ、緑に覆われていて気持ちが良かったです。
田んぼの稲補も出そろっていました。
コスモス畑があるのですが、ちらほら咲き始めていました。
今度行くときが楽しみです。