12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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敵は本能寺

2007年03月01日 07時59分52秒 | Weblog

 2月上旬の海外旅行から帰って以降、どうも見えにくいのに気がついた。 

まず、行きつけの眼鏡屋さんで、めがねの調整を、4・5日間隔で、三度行った。

 ついに三度目の正直、眼鏡屋のご主人に、一度眼科を受診するよう勧められた。

それでその足で、久しぶりに行きつけの病院の眼科を訪ねた。

午前中検査、再度午後からまたまた検査。

なんと、中年のベテラン女医さんが、首をひねるではないか。

右目に網膜はく離の前兆となる部分があるという。

網膜はく離は、剥離部から暗くなり始め、そのうちに視野全体が暗闇になるという。

そして剥離後の時間が経過するにつれて、たとえ手術をしても、視力の回復ができなくなるという。

「なんだったら、すぐにこの場で手術をしますか」という。

翌2月28日午後、意を決して
「光凝固術(レーザ光線により網膜と後ろの膜を焼き付ける)」を施術した。

網膜の長円形に薄くなっている部分の周囲を2・3回ぐるりと焼き付けたのであった。

火傷が完治するのに一月くらい掛かるので、眼球に大きな力をかけないよう注意された。

 次の診察・検査は3月末頃。

初めは、結膜炎程度かと軽く考えていたが、

蓋を開けてみれば「敵は本能寺にあり」、思いもかけないことになった。

おまけに軽い白内障もあるという。

気ばかり若くても、確実に老化が進んでいるのである。

中年の女医さんとにらめっこするのも悪くない、

これからは、定期的に眼科にも顔を出すことにした。

こうやって、はしご診療の深みにはまるのであろう