12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

硝子体

2007年03月24日 06時55分58秒 | Weblog

 ある日、「白内障の手術片目4分」の、TVドキュメンタリーがあった。

三井記念病院の優れた眼科医が、独自の手術法を開発し、

一日40件くらいの手術をこなすという、
また予約は半年先まで一杯とあった。

たまたま、重症患者の一人が、取材されていた。

この方は、糖尿病が引き金になり、急激な白内障の進行で、
半年ほどで全盲になっていた。

また白濁した水晶体は、石のように硬くなり、
普通の眼科医では手術不可能となっていた。

さすがに困難な手術であったのだろう、片目15分ほどを要したが、
無事眼内レンズの挿入を終わり、視力は完全に回復した。

全盲の患者さんは、食事すら自分で出来ないのである、
ほぼ寝たきりとなっていた。

全盲の恐ろしさを、このとき初めて知った、本人も家族も大変である。

ある日、急に目の中に“毛糸のほぐれたようなもの”が、黒く見え始めた。

 視野の中央部で動き回り、見にくいこと、この上なしである。

早速、眼科で検査、硝子体内部に出血しており、
血液のすじが網膜に影を落としているのだという。

血圧のコントロールはうまくいっている、治療する方法はない、
あとは自然の成り行きに任す以外にないといわれた。

使いすぎれば衰えるの喩えであろうか、

在職中から目を酷使したことも一因かと、自己判断している。

パソコンも、ほどほどにしようと思い始めたが、

目を使わない生活はできないのである。

困っているのである。