友人の手品師が送ってくれた小冊子を読んで、
の続編。
四十歳を過ぎたがん患者の
心を含めた生活史・ストレスの共通点について、
幾つか印象に残った点を、列記しておく。
西洋医学できちんと治療すれば良くなる可能性が高い「早期がん」は、
「進行がん」とは、違う病気という。
これらのことは、あくまで、「進行がん」に限っての話である。
1.がんになった人の共通点 =
真面目で心理的なストレスを抱えていたり、
過度の疲労状態にある人
2.乳がん患者 =
皆さん真面目人間。
真面目ということが問題であるという。
2・1.左乳がん患者 =
発見される六か月前に体をボロボロに酷使している。
(肉体的の過度の疲労)
2・2.右乳がん患者 =
家の中が思うようにいかないという、精神的なストレス。
また、考え方が理論的で、
「心の持ち方」というような超科学的話は受け付けない特徴がある。
3.大腸がんは、S状結腸の中部を境にして、
手術の難易度が極端に異なるのだそうである。
これより上に位置する部分は、楽な手術となるが、
下に行くほど難しい手術のなるとのこと。
男性・S状結腸の中部より肛門側に発生するがん =
2年半くらい前に資金繰りだとか大変なお金の苦労とした人が多いという。
4.胃がん =
仕事の頑張りすぎだけでなく、
朝早くおきてジョギングをしたり、体を鍛えているスポーツ選手に多いという。
村上先生は次のように話しておられる。
「病気は、すべての命の親であるサムシンググレートからの何らかのメッセージ」
「治った人は、決して治そうとしていない人」
治った人は、病気のことは、一端脇の置いて
「自分は何をやるべきか」を考えている。
そして、客観的に自分の生活史を振り返り、
不自然と思われる部分を改め、
いままで満たされずにいたことが、満たされるようにしている。
これを「生き方のリセット」といっている。
「人のことを真剣に思いやることで、
心の切り替え(リセット)」に成功した人の事例を紹介していた。
「病は気から」と昔の人は、うまいことを言っている。
早く科学的な解明が進むことを祈るのである。