たまたま、「3もじり」の続編めいてしまったのであるが、
この法則は、米国の保険会社員だったハインリッヒ氏によって、明らかにされた経験則である。
この法則を、覚えやすく書くと、
1: 30(正確には29): 300 と表現される。
大きな失敗(事故)が1件生じる裏には、
小さな失敗(事故)が29件生じ、
ヒヤリ・ハットする失敗(事故)が300件あるというのである。
今日生産の現場では、安全性向上対策として、
「ヒヤリ・ハット」を、撲滅しようと躍起になっている。
このような積年の努力の結果、労働現場での人身事故は、激減した。
そして、現在も引き続いてそのような努力が行われているのである。
パソコンの操作においても、小生は誤操作を日常的に起こしているのであるが、
それに加えて、しばしば行われる「更新」のダウンロードがある。
更新は性能改善・機能改善を目的としたものであるが、
更新プログラムのミスがゼロというわけではないようである。
ハインリッヒの法則によれば、小生の誤操作とプログラムのミスが、一定の回数に到達したとき、
重大なエラーを生じ、パソコン不調となっているのではと疑い始めたのである。
最近、小生を含み、身近な人達が、パソコン不調を経験しているが、
そんなことも原因ではないかと、愚考しているのである。
専門化がどう言おうが、小生は、これを
パソコンメーカやプログラム供給者の
「陰謀」と呼んでいるのである。