最近、ある方のブログで、ハワイでガソリン給油のとき、ガロン単位の価格に途惑ったとあった。
そんなこんなで、原油価格に思いが至った。
小生が20代のときは、大型船が蒸気タービンで動いていた。
30代になる頃の1973年秋 第一次石油危機。
原油は、3ドル/バレルから、突如12ドルに高騰。
(注:バレルとは、酒樽一杯の量。 約159リットル)
あっという間に、1.5倍以上燃料を消費するタービン船は、姿を消した。
代わって現れたのは、ディーゼル船。
超大型ディーゼルエンジンが、瞬く間に開発・実用化された。
その後、第二次石油危機。
原油は、12ドルから、突如43ドルに高騰。
またまた、省エネ設備が、大きく浸透した。
そして、現在は、60~70ドルの時代をむかえた。
一段と、各分野で省エネが、拡大・浸透し、脱石油化が叫ばれ始めた。
財政改革にしろ、省エネにしろ、変革には痛みを伴うが、それを乗り越えると、新しい世界が開けるのである。
最近は、金属不足から、金属泥棒が頻発している。
これは、世の中にどんな変化をもたらすのだろうか。