村上先生の講演からの受け売り。
地球が誕生してから48億年、
地球に生命が誕生してから38億年といわれている。
遺伝子は、38億年間連綿と受け継がれてきているという。
胎児が、子宮内で成長する期間が、38週である。
従って、
胎児の1週間が、生物進化の1億年に相当するという。
胎児のある時期は、魚類であったり、爬虫類であったり、両生類・・・
どんどん進化して、そして遂に人類になるのである。
胎児の1日は、生物進化の1430万年に相当し、
1時間は60万年に、
1分は1万年に、
1秒は170年に相当する計算になる。
故に、
誕生した瞬間、赤ちゃんは、38億歳なのだそうである。
誕生してからの歳月は、
38億年に比べれば、無視しうるほど、小さい。
それが長かろうが、短かろうがたいした問題にはならない。
38億年掛かって生まれたのであるから、
生命誕生の価値は大変大きいのである。
生きていること自体が、大変なことである。
よくぞ人に生まれけりである。