S紙の文化欄に、ある作家が、
「働け働け」という生活信条から、
「遊べるうちに遊ばにゃ損」という心境に代わったと書いていた。
そして、必然的に必要となった
「上手な遊びの合言葉」に至ったというのである。
この心境の変化は、奥さんが一時病気になったことに起因して、
年齢と体力を考えることに気がついため、と書いてあった。
現在は、温泉巡り三昧のようである。
そして肝心の「遊びの極意」とは、
1. 時間をせかさない
(何事も女性は、することが多い、いらいらしないでじっと我慢して待つこと)
2. 買い物に干渉しない
(女性の大きな楽しみは買い物である。存分に買い物を楽しませてあげること)
3. 気に障ることがあっても、口に出さないでじっと我慢
夫婦円満の秘訣は、
「忍の一字・奥歯かみ締め・見守るべし」とあった。
まさにこの通りである。
小生にも心当たりがある。
遊びに限らず、何事においても、
「耐え忍び・譲る」ことが、円満の秘訣である。
しかし、今は気楽な身分である、それ故この極意の必要は無い。
小生の遊びの極意は、「思い立ったら吉日」である。
お役所ではないが、
「すぐやる(すぐ予定に組み込む)」ことが、一番との極意となっている。
ひとたび先延ばしにすると、いつの間にか立ち消えになってしまい、 すぐ忘れてしまうのである、
こうなっても一向にかまわないのであるが・・・。
「暇つぶしであれ」、「遊びであれ」とにかく、
「したい」と思ったらすぐ実行するべしである。