同窓生諸兄に
「連れ合い大切運動」を提唱しているのであるが、
本文もこれに類するものである。
最近よく目にすることに、障害者の身になって、
目隠しや車椅子を使用し、その不便さを体験しようという試みがある。
小生が提案するのは、
半日でよい、「利き腕の手」(片手)にきれいに洗った「軍手」をして欲しいのである。
そして、その軍手を濡らしたり・汚したりしないように注意しながら、生活するのである。
(至って簡単な設問である)
この目的は、片手が不自由になると、如何に困るかを体験して欲しいからである。
今後、病気や怪我をしたりすることもあろう、
そんなときを一度疑似体験しておこうというのである。
おそらく連れ合いのお世話になるはずである。
「連れ合いの有り難味」が、骨身に滲みるはずである。
そうすれば、おのずから「連れ合いを大切にする」ようになるはずである。
頭だけで考えるのではいけないのである、
体験に根ざすことが大切なのである。
(追記)
植木等さんの訃報を聞く。
「無責任」「スーダラ節」などで、時世を諷刺し、
「ハイそれまでヨ」と旅立たれたのであろう。
ご冥福を祈るものである。