儒教最盛期の江戸時代、無体な夫から離縁されたり、今日で言うDV(家庭内暴力)などから、
哀れな女性の身を守るため、少数ではあったが「駆け込み寺」が、存在したと聞く。
現在では、悪妻を持った哀れな夫族にこそ、この種の駆け込みで寺が必要なのであろうが、本稿では、それについて言及するつもりは無い。
パソコンが普及してくると、色々な弊害も多くなってくる。
例えば、迷惑メール・突然の動作不良などである。
多くの方が、これに悩んでいると聞く。
知識・経験があれば、自分で対処できるものもあるのだろうが、いかんせん、知識不足はほとんどの人に当てはまる。
ついには、パソコン入院となるのである。
パソコンの初級・中級・上級と名前の付いた講座は、各地で開催されているようであるが、
「パソコンの駆け込み寺」に相当するものは、聞いたことが無い。
これからの若い人達にとって、入門講座はあまり存在意義が無いように思える。
(入門講座が必要なのは、中年世代以降のパソコン端境期にある、我々世代に限定されるのではなかろうか)
なぜなら、若い人達は、生まれたときからパソコンに親しんでおり、基本的な知識は小学校・中学校・・・などで、十分に習得してしまうからである。
そうすると重要性を増すのが、日常的に困ったことに出くわしたときの対処方法を教えてくれる場所のように思える。
そういった意味で、「パソコン駆け込み寺」なるものの重要性が高まるように思えるのだが・・・・
親切・廉価な駆け込み寺を主催する奇特なお方はいないのであろうか?
当市には、これに近いものが「土曜塾」として存在している。
惜しむらくは、未だ広く認知されていないことにある。
小生に知識・経験があれば、美人専用の無料「駆け込み寺」を主宰するのであるが、
いかんせん能力不足である、いまさら間に合わない。
残念至極!