12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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心と病気 その1

2007年03月13日 06時32分46秒 | Weblog

  友人の手品師が送ってくれた小冊子を読んで、
感銘の強かったことを書き連ねてみる。

(人間学を学ぶ月刊誌 chichi 致知 2007年1月号 より)

対談者は、次のお三方。

村上和雄先生

(筑波大学名誉教授、高血圧の黒幕酵素“レニン”などの遺伝子解読に多くの業績、
世界的な遺伝子学者、 1月31日掲載“B&B”で、ご紹介した先生)、

土橋重隆医師

(内視鏡・腹腔鏡などによる国内初の外科手術を実施、
先端医療の外科医、著書「ガンをつくる心 治す心」)、

藤井悦子氏

(全国思風塾二代会長、41歳のとき直腸がん発病、以来転移のため8回の手術を経験、
H17年夏には、「サムシンググレートは語る in 琵琶湖」の実行委員長)

さて本論であるが、

土橋医師は、
「病院以外のところで、治癒不能といわれたがんを克服した方にたくさん出会い、
そして教わったことに、いくつかの共通点があった」という。

 藤井氏は、「こんな簡単な解決法があったなんて・・・」と発言。

その共通点とは、

「がんを治そう」とするのではなく、
「生きよう」とすることであるという。

「どうやって生きようとしたか」それがはっきりしていること、

言い換えるならば、
「心のあり方」を見つめなおしているのだそうである。

がんになる前の自分に戻って考え、
「そこに問題があるのではないか」と
「生き方をリセット」することが必要だというのである。

現代の医学は、
「病気を外側から診断して、外側から治療する医学」であるという。

病気によっては内側、つまり物質的に見えない部分、
すなわち、心が原因となっているのではないかというのである。

がん細胞だけ見て、根底にある原因を突き止めようとしていない。

つまり、がん治療に限界があるのは、原因不明のまま治療を行うからだともいう。

そのことを、村上先生は次のように話しておられる。

「病気はすべての命の親であるサムシンググレートからの何らかのメッセージ」

このような考え方は、
現代医学ではまだ認証・承認されているようには聞いていないが、

全面否定するにも根拠の乏しいものであろう。

古来より、人間は幾多の法則・理論を発見してきた、

しかし、法則・理論は、本来存在していたのである。

人は様々な事象を「発見したに過ぎない」のである。

遺伝子暗号を書いたのも、動かしているのも人間ではない。

命の親のような何者かがあるとしか考えられないと村上先生がおっしゃる。

(法則・理論を、創り・動かしているのは、神か仏かあるいは、
サムシンググレート「偉大なる何者か」と言われるのである)

対談者が直感的に感じておられることが、

早期に科学的な証明を経て、新たな法則・理論になることを、

切に祈るものである。