どんまんなか

８月２２日（水）

ちょっとシャイになってラブソングなんか口ずさんで

最近読んだ、よしもとばななさんの小説の中の『私たちはいつまでも夏休みの子供みたいにしていていいのだ。光の中で遊ぶだけ遊んで肉体が衰えたら死んでいけばいいのだ』というフレーズにグギッときた。少し気持ちが軽くなった。
いろんな受け取り方があるだろうけれど、今の気持ちにスコーンと入ってきた。よそ見していたらドン真ん中にボールが来た感じ。軽そうに見えて重い直球だ。
もうひとつ、池谷祐二氏の本の帯の『楽しく、ごきげんに生きるために』というフレーズも良かった。楽しくだけではなく、ごきげんじゃないとね。そうだ、そうだ、そこのところが難しいのだけれど、そこのところが大事だとおもう。達成したい。
本から飛び出してきた言葉を捕獲するという作業は、少し緊張感があって肉体ではない部分の運動になるようにおもう。運動とは、運を動かす力になるのだよ、そんな気がする今日この頃であります。