散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
店がない
キーンと冷えた体に冷や酒一杯赤提灯
2月17日(月)
喉の渇きに動かされてしまった。
夕方、1時間ちょっと歩いたら、体と気持ちが同調しちゃってビール飲もうよと言い始めた。おいおい、ダメだよ月曜日だよ、今週はライブもあるし、読み終えないといけない資料もあるしと説得を試みたんだけど、体と気持ちのイキオイに負けてしまった。
で、駅向こうのサンダル履きで行けるお寿司屋さんへ。お寿司屋さんには違いないんだけど、居酒屋さんのようでもある。しかし守備範囲はそれほど広くはない。なかなかへんてこりんな店なのだ。
この町には店がない。ないというと、普通はあるだろうと言い返されるはずだけど、この町には、ほんとうにないからたぶん誰も言い返すことはできないと思う。
事実としてないのだ。
今まで住んだ町で「店がない」というのは、店の数のことではなく、行きたい店が少ないということだった。でも、この町には店がないのだ。ほんとうにないのだ。笑ってしまうほどないという状況なのだ。
これから出来る可能性も、駅周りの土地を見ている限りなさそうだ。どうなるんだろう、洒落た住宅はどんどん出来てきているのに店は出来そうにないなんてことでいいのか。
両隣の駅にもめぼしい店はない(奈良にもやっつけられたし)。さんざんネットで調べたけど、お手上げ状態だ(三軒茶屋の素晴らしさを再認識する)。
うーん、どうする。今日もガラガラだった焼き肉屋に行ってみるか、どうみてもやりそうにないお好み焼き屋をのぞくか、あー絶望なり。
京都か大阪へ行かないとダメなのか。じわじわと日常の問題がクローズアップされてきたのである。
なんとかしないといかんぞと、わりと本気で思い始めているのであります。
◎食絵日記
好きなチョコレートです。
先日、はじめて値段を知って、
かなり驚いてしまった。
自分では買えないな、とほほ。
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魔法の一冊?
ごろ寝して本読みうとうと日曜日
2月16日(日)
最近、一度読んだ本を読み返している。読んでもすぐに忘れてしまうから、二度三度読んでも新鮮だ。なんかトクした気分になる。
本棚に並んでいる本をぜーんぶ再読するとしたら、もう本を買わなくても過ごせると思う。たぶん、一生かかっても読み切れない。
まったく新しいものを読まないのは寂しいので、やっぱり買っちゃうけどね。だから買う本は吟味しないといけない。流行のノウハウ本なんてのは脳が受け入れないし。そんなの読むんだったら、好きな小説(どんなのでも)を100回読み直したほうがいいと思っている。
これで金持ちになれるとか、部下に好かれるとか、心理学的にとか(的ってなんだ?)、あなたを幸福にするとか、星座や血液型でわかるとか、時間の使い方だとか、まぁ、いっぱい出てるよなぁ。ご苦労さんだ(読む人がね)。
売れているということは、みんな興味があるんだろうな。魔法の一冊が欲しいんだろうね。魔法の一冊、それりゃほしいけどさ、簡単に魔法は手に入らないよ。人の魔法に頼らないで自分で魔法を編み出さないと、いかんのだ。
ノウハウ本よりもマンガのほうがダンゼンいいな。最近は、ビックコミックオリジナルしか読んでいないけど。大人買いしたいマンガ本がいっぱいある。
天才バカボンを全巻揃えたもんね。シュールだよ、パンチあるよ。いっぱい生きるためのノウハウがつまっているぞ(我思うにだけど)。
へんてこりんなノウハウ本を買うなら、天才バカボンを全巻揃えるべし。でも、ノウハウ本のように親切な説明は一切ないからね。自分で魔法の種を見つけて育てないといけない。だから、途中で枯れることだってある(その方が多い)。
すなわち、自分という土壌がちゃんとしているかどうかだ。やっぱり自分なんだよ。
◎食絵日記
野菜ゴロゴロカレーを、
最低月に一度は食べたくなる。
でっかい野菜がゴロゴロ。
ね、好きでしょう。
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おでんの日
残り雪脚に絡まる冷たさよ
2月15日(土)
今日も雪景色。朝の予定はキャンセル。クルマで出掛ける予定だったので取りやめにした。取りやめにした瞬間に起き上がりスイッチが切れて、もう一眠りスイッチが入りそうになる。
しかーし、ここで寝てしまうと、目覚めたら昼だ。長年、自分というわがままなヤツと付き合っているのでよく分かる。うだうだ・だらだら・ぬくぬくが、好物なのだ。好物の前ではゴロニャンなのだ。骨が抜かれるのだ。
8時前に起床! ブログの更新準備をする。ブログのおかげで起きられる。読んでくれる人がゼロになっても続けないといけない。でないとぐうたら生活になってしまう。
今日は仕事をしない。そう決めたけれど、読まないといけない資料に睨まれて、いやいやページをめくる。ざっとでも目を通しておかないと……、うう。
資料に睨まれながら「今夜はおでんだ!」と、食いしん坊の気持ちは、昼ごはんを飛び越して夜ごはんに向かう。
決めたことは、実行しないといけないので買い出しに行くことに(仕事からの逃避)。雪の残る冷え込んだ道を歩いて、電車に乗って、ネットで見つけた店へおでんの材料を買いに行く。なかなか練り物のいいものがないので苦労する。前に住んでいた所には、何軒もいい店があったんだけどね。
夜は予定通りに、おでんと日本酒、最後にブラントンを一杯。予定していた通りに物事が進むとうれしい。いい加減な性格なのに予定が狂うのが嫌いなのだ(自分で疲れるくらいに矛盾した性格を抱えて生きている)。
最後は予定通りに65度のブラントンのストレートパンチをくらい沈没。
◎食絵日記
乾麺のきしめんを、
イオンで見つけたので買った。
乾麺きしめん初体験。
感想は、うーん、これはきしめんか?
でありました。
名古屋がオレを呼ぶなぁと、
食べながら思った。
春の寄り道は、名古屋かな。
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大雪
ほろほろとチョコの苦みにとける雪
2月14日(金)
朝、窓を開けたら雪が積もっていた。驚いた。まったく気がつかなかった。雪が積もると労働意欲がなくなる。昨日の酒も残っているし、バババのバーカ野郎である。
しかし、午前中にやり終えないといけない仕事がある。騒ぐ気持ちをおさえて仕事にかかる。
昼までに仕事を終えて、食事をして、散歩に出る。雪だ、雪だと、こころがはしゃぎ出す。撮影しておかないと、次はいつ積もるかわからない。足先が冷たくなるまで歩いて、写真を撮る。
3時前に戻り、コーヒーを一杯。仕事の電話が2本入る。さぁ、仕事だ。短時間リフレッシュで、労働意欲もわいてきた。ブレスタイムも必要だな、わりと効果があるようだ。
夜は、ニンジンドレッシングに挑戦。ニンジンをすりおろして、ドレッシングにする。2回目だけれど、ほぼ成功。これはいいぞ、ニンジンをしこたま食べられる。今回は、キャベツとセロリに絡めてみた。
メインは、カレーライス。香辛料9種類使用。これまた成功。カレーのレベルがどんどん上がっていると、おもう。このままいけば、カレー屋さんも夢じゃないかもしれん。でも、大量に作れないから・・そこが大きな問題だ。
せめて50人分はつくれるようにならないと商売にならないよな。なんでもプロの世界は甘くない。実感する日々である。
◎食絵日記
ホットケーキ。
食べたかったのだ、
ちゃんと作ったものをね。
本日は、土井さんレシピの
ホットケーキ。
土井さんって素晴らしい料理家だ。
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冷えてます
深き思いに導かれ不思議の花咲く
2月13日(木)
「外、冷えてます」
朝は暖房の助けをかりてしまう。寒がりです。冷え性です。この時期がいちばんきついです。そして、エアコンの暖房に弱いです。
「春よ、来い」
なんだか、春・夏・秋に蓄積してきたエネルギーを、ぜーんぶ冬の寒さに吸い取られていくような気がする、放電だ。だから春になったらエネルギー吸収アンテナを張り巡らさなければいけない。
「放電しながら、充電」
理想は、放電しながらの充電。息を吐くと、自然に息を吸い込む力が出て来るように、しっかりと放電すると、がっつりと充電できるのではないかと、おもうのであります。どうでしょうかね。
「3月から、放電充電開始」
4月に放電予定を入れた。湖で放電しながら充電だ。放電と充電をうまくできるようになったら、かなりバランスが良くなるはず。振り返るとそうだった。
「渇かぬ、日々を」
渇いてしまうとだめだ。潤いは必要不可欠。潤うためには何をしたらいいのか、大切なもの(こと)をみつけること、楽しい時間を過ごすこと、じゃないかな。
春になれば……いろんなことが動き出すはずだ。
◎食絵日記
ブラントン。
好きな酒です。
いま手元にあるのは、
65度のもの。
さすがにチビチビとです。
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バレンタインでバーボンを
甘き夜期待だけで終わるバレンタインデー
2月12日(水)
おっ、バレンタインが近づいてきたじゃないか。なつかしい。バレンタインデーにときめいていた時代ってあったよね。誰でもあるんじゃないのかな。淡い青の時代、かわいかった。
でも天の邪鬼は当時からかわいくなくて、義理でもらう筋合いはないと、アホなことをほざいておりました。なにを考えていたんだろう。
そうだ、むやみやたらにチョコレートを配っている女子を好きになれなかったんだ。自分は軽いくせに、一途でカタイ女子が好きだったんだよな。自分にないものを求めていたわけだ。
今の時代に通用しない考えだよな。あー、今の時代に青春じゃなくて良かった。嫌われまくりの青春時代を過ごすことになっていたよ、きっと。もしかしたら、天の邪鬼撲滅運動で島流しにあっていたかもしれない。こわー。魔女狩りではなく、天の邪鬼狩りだ。
バレンタインデーのおかげで、好きなチョコレートができた。アーモンドチョコレートしかしらなかったヤツが舶来のチョコレートの味を覚えてしまったのだ(ハワイではないぞ、あれはダメなのだ)。
チョコレートでバーボンロックを。さて、今年はどうなるか。アーモンドチョコレートでバーボンになっちゃうのか。
今では、義理チョコでもお情けチョコでもありがたく頂戴しちゃいますよ。チョコに変わりなしだもんな。人間の器が大きくなったなぁ(アホか!)。
◎食絵日記
辛子明太子を、
ごま油とネギで食べます。
ふむふむ、
合うような合わないような、
小手先アイデアじゃないのか?
と、思ってしまいました。
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なんでもエイエイオー!
開いた本からあの頃が飛びしオタオタ
2月11日(火)
残っているかい~、愛しのブラントン~、いや大丈夫かな~、そうでもないかな~♪飲んだ形跡は感じられるけれど、二日酔いではない。よく寝たからかな。よしよし。
まずはブログの更新だとPCを開くと、仕事のメールが……、はいはい、建国記念日ですがやりますとも。仕事があるから楽しめるのです。なので、仕事優先です。そうだな、完璧に仕事優先生活になっている。仕事があることは幸せだ。フリーでやっている人は、何度か仕事がないという恐怖を経験しているはずだから、分かってもらえるとおもう。
お店をやっている人もそうだよな。毎日満員御礼なんてありえないもの。浮き沈みはあるもんだ。浮いているときに稼いでおかないといけないのだ。でもつかっちゃうんだよね。
安定という言葉と無縁に生きてきたし、この先も不安定であることだけは確実だ。はははと笑っていていいのか、おれ。ま、笑うしかないけど。
しかーし、あきらめてはいない。まだまだ上昇気流に乗る可能性だってあるさ。そのためにも日々楽しくだ、瞬間瞬間の笑顔が幸福を呼ぶのだと信じて暮らそう。エイエオー!
今日から三日は禁酒だぞ、エイエイオー! 禁酒打率6割を目指すのだぞ、エイエイオー!
なんでもエイエイオー! ですませるな、エイエイオー!
今日の気分、おでん食べたい。であります、エイエイオー!
◎食絵日記
古代米の焼きおにぎり。
奈良漬付き。
これが古代米か・・
うそつけ、残ってるわけないやんか。
そう、天の邪鬼は、
友人のお姉さんの店でも毒を吐くのであった。
ごちそうさんでした。
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ブリ大根
吐く息を染めて歩くなら瑠璃絵
2月10日(月)
ブリ大根。頭の中はブリ大根。先日、新聞のレシピを見てというか、できあがり写真を見て「食べたい」モードが急上昇した。今まで、特別ブリ大根を食べたいと思ったことなかったのに、不思議だ。
写真がよかったのか、文章がうまかったのか、しっかり脳ミソにブリ大根が焼き付いてしまった。こういうのって出会い頭の恋に似ているね。一目惚れというのか、なんていうのか。
なんだかずーっと食べ物のことを考えている。幸せだよ、ほんと。食べる楽しみを得るためには健康でなくちゃいけない、心も体も。
食べることを楽しむということは、健康にもつながるんじゃないかと密かに思っているのですが、これがこれが、好きすぎて暴飲暴食という暴挙に出てしまう。
“暴”と、つくものは避けないといけません。暴愛なんてものがストーカーを生み出すのですから、ちがうか? いずれにしても“暴”には注意です。
暴飲暴食って、暴がふたつ並ぶんだよ。いけないよ、いけない、ヤバイヨ、ヤバイヨ。気を引き締めて、食を引き締めて、飲も引き締めて、生活しましよう! 自信はないけど。
そんなことを日々思っているのですが、思うだけで実行に移せない軟弱者であります。これぞ、ぐうたら人間の見本である(バカが開き直ったぞ~)。
夜、しあわせ回「廊なら瑠璃絵」へ。1時間ちょっと歩く。行って良かったのは、大仏さまの顔を見られたこと。むかし、むかし、毎月お参りをしていた(二月堂~大仏殿)。3年以上続いたんじゃないかな。なつかしさもあり、やや興奮。ちゃんと写真におさめた。宝物の1枚だから公開しないけど。
歩いた後は、熱燗で体をあたためる。撮影した写真を見ながら奈良の地酒をちびちび、初詣気分になる。さぁ、1年がはじまるぞ!
◎食絵日記
食べてません。
自慢げに送られてきた
写真をスケッチしてみました。
うううう、くやしい。
近々、食べてやるぜ!
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ライブレポート
梅の花つぼみに白き雪帽子
2月9日(日)
今夜は、新大宮ビリーさんでのライブでした。
出演は、薄木康介さん マロさん 雑文堂 出川雅彦さん まえちゃん印さん。
いつものように8時スタートと思っていたら7時30分だった。少々慌ててしまった。前もそうだったな(前は7時30分スタートだと思ってたら8時だった)。ほんとうにボンミスが多いのであります。
誰かの助けがないと、まっとうな生活はできません。年々、自信をなくしていくのであります。
今夜の出演者もまた、オリジナリティのある人ばかりで、しっかりと歌いたいことが伝わってきた。歌と言葉の力だな。
マロさんは、インストだったので音が映像を引き出してくれた。
音楽に力があるとしたら、それは人の力だ。音楽を立ち上がらせるのは人だから、その立ち上がらせ方にそれぞれのメッセージが含まれる。
薄木康介さんの「今」、 マロさんの「昭和」、 出川雅彦さんとまえちゃん印さんの「幹の太さ」、絶妙なキャスティングだった。これは、マスターの仕掛け?
次もよろしくお願いします。
今夜の出演者です。
薄木康介さん
マロさん
雑文堂
出川雅彦さん
まえちゃん印さん。
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月見酒
杯重ね恋を呼び込む月明かり
2月8日(土)
目覚めたら雪が積もっていた。この町に来て初めての雪だ。ロマンチックだ。雪=京都=ロマンという図式が浮かぶ。
雪と言えば、小学生の頃を思い出す。夜の雪景色が好きだった。雪景色を見ながら、このまま時間が止まって永遠に小学生のままでいられたらいいなと思っていた。日曜日の青空を見てもそう思っていたから、大きくなりたくない症候群(でたぞ)だったのかもしれない。人と同じ速度で成長できなかったんだろうな、きっと。
せめて十代の後半でそのことに(欠落部分に)気がついていれば(少しくらい将来のことを考えていたら)、人生は変わったかもしれないけど、もう手遅れだ。欠落したままここまできてしまっている(欠落も個性だと開き直って)。
ま、手遅れを見返して吟味しても突っついても仕方がないので、ほいほいと次へ次へ行くしかない。いつだって、これからが一番楽しいんだと思って暮らしているから、後悔よりも夢の方がデカイ。夢がデカイと後悔をはじき飛ばせるからいい。
先のことなんて、ほんとうにわからないから、先のための準備をするのはやめた。今だ、今だ、ただし、「今でしょう」ではない。
今しか生きられないんだから、先のための今ではなく、今のための今なのだ。こんがらがってくるけど、そういうこと、だから「今でしょう」という言葉はあてはまらない。
夜は雪見酒の予定だったんだけど、雪がない。雨になったからな。ならば、飲み相手は、お月様だ。お月様と向かい合って酒を飲みながら、「楽しくやろうね」と、何度も何度も乾杯をした。
新しい月物語が始まるかもしれない、いや、始めないといけない。
◎食絵日記
タマゴに野菜、
サンドイッチのパンは、
自家製でございます。
家でつくったパンは美味しい。
食べ応えもある。
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