小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

数珠玉の想いで

2008-10-06 | 野の草花
秋の野道で、この数珠玉に出合うと「あっ、数珠玉!」とつい手が出てしまうのは、子供の頃の遠い記憶が蘇るからでしょうか。黒くつやつやと熟した玉になるのを待ちきれずにまだ青い玉も取ってしまった子供の頃。一粒一粒割れないように繋いで作った首飾り、母から余り切れをもらって作ったお手玉、どれも女の子の宝物だったように思います。
それにしても、私はこのお手玉遊びがとっても苦手でした。宙にお手玉を投げた瞬間に次のお手玉を握って、それも宙へと。私の場合は、投げたお手玉はいつも手元に戻らず、あっちこっち落下して、いつも悲惨な結果でした。それでもいつも手元にあった数珠玉のお手玉。懐かしくもあり、それでいて、またちょっと可哀想なあの頃を想いだしてしまいました。
コメント (2)
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