小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

水仙の季節も、あと少し

2009-02-09 | Weblog
水仙のまたの名を「雪中花」とはよく言ったものです。もっとも厳しい冬の頃から、空気の澄み切った早春のころまで咲き続け、寒中の雪の中でさえ、透き通った白い花弁を少し俯かせて清らかにさく花「水仙」。その香りまでが透き通った感じがします。
また、原産はもともと地中海沿岸で、水仙の学名は「ナルシサス」。これは、ギリシャ神話にでてくる美少年の名で、泉に映った自分の姿に恋をして毎日見つめていたら一本の花になってしまったという。“ナルシスト”の語源。この花の持つ透明感は、いずれの名前も納得させます。
陽光の輝きが増す頃には、水仙の葉は伸び、凛とした姿にも陰りが・・・水仙の季節も、後もう少しとなりました。
コメント (5)
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