先週末、北陸の加賀市にある片山津温泉を基点に1泊2日の旅にでかけてきました。全国的にお天気も安定していたので、とても楽しみにしていました。
しかし、「旅にトラブルはつきもの」とよく言ったもので、予定の飛行機が、搭乗してから整備のトラブルがあり、飛行機を乗り換えて3時間遅れの出発となってしまいました。
予定していた場所を変更して、この日は午後、白山信仰の寺と言われている「那谷寺(なたでら)」を詣でました。
このお寺は奈良時代に開かれた真言宗の歴史あるお寺で、境内には「奇岩遊仙境」と言って、寺の敷地に岩壁がそそり立ち、本殿もその岩窟内に構築されていました。
紅葉の名所でもあり、たくさんの人で賑わっていましたが、山門へは深い杉並木は静寂の中にあり、紅葉が鮮やかに色づいていました。
拝殿は岩窟中腹に建てられ、四棟舞台造り、本殿はこの岩窟内にあります。
庭園の借景でもある岩壁には、奇岩がそそり立ち、足腰に自信のある人は岩を這うようにして巡ってくることもできます。私達も次に訪れるときは無理かも知れないのでと思い切って登ってみました。足を滑らしたら、眼下の池に転落かとスリル満点でした。
宿泊した片山津温泉は、加賀三湖のひとつである柴山潟に沿うようにあり、翌朝、日の出とともに東の空が赤味が帯びてくると、鏡のような湖面に羽を休めていた水鳥がゆっくりと動き始める様子を宿から見ることができ、とても神秘的でした。
2日目は福井の東尋坊に行きました。
東尋坊と言えば、日本海の荒波が打ち寄せ、高い岸壁がそそり立つ荒涼としたイメージなのですが、なんとこの日は、20度を上回る陽気で波も静か、頬を撫でる潮風はなんとも心地よいものでした。
この断崖に沿って、遊歩道が4キロに及んでいるということで、少し歩きました。自殺防止のための標語が立ててあって、ここが自殺の名所であることをうかがわせます。
岩に抱かれるようにして伸びた紅葉が色づき、ツワブキの群生地は黄色く染まり、厳しい冬を迎える前の東尋坊の秋を感じることができました。
この2日間、日本海の海も山も小春日和で、穏やかな旅行となりました。
しかし、「旅にトラブルはつきもの」とよく言ったもので、予定の飛行機が、搭乗してから整備のトラブルがあり、飛行機を乗り換えて3時間遅れの出発となってしまいました。
予定していた場所を変更して、この日は午後、白山信仰の寺と言われている「那谷寺(なたでら)」を詣でました。
このお寺は奈良時代に開かれた真言宗の歴史あるお寺で、境内には「奇岩遊仙境」と言って、寺の敷地に岩壁がそそり立ち、本殿もその岩窟内に構築されていました。
紅葉の名所でもあり、たくさんの人で賑わっていましたが、山門へは深い杉並木は静寂の中にあり、紅葉が鮮やかに色づいていました。
拝殿は岩窟中腹に建てられ、四棟舞台造り、本殿はこの岩窟内にあります。
庭園の借景でもある岩壁には、奇岩がそそり立ち、足腰に自信のある人は岩を這うようにして巡ってくることもできます。私達も次に訪れるときは無理かも知れないのでと思い切って登ってみました。足を滑らしたら、眼下の池に転落かとスリル満点でした。
宿泊した片山津温泉は、加賀三湖のひとつである柴山潟に沿うようにあり、翌朝、日の出とともに東の空が赤味が帯びてくると、鏡のような湖面に羽を休めていた水鳥がゆっくりと動き始める様子を宿から見ることができ、とても神秘的でした。
2日目は福井の東尋坊に行きました。
東尋坊と言えば、日本海の荒波が打ち寄せ、高い岸壁がそそり立つ荒涼としたイメージなのですが、なんとこの日は、20度を上回る陽気で波も静か、頬を撫でる潮風はなんとも心地よいものでした。
この断崖に沿って、遊歩道が4キロに及んでいるということで、少し歩きました。自殺防止のための標語が立ててあって、ここが自殺の名所であることをうかがわせます。
岩に抱かれるようにして伸びた紅葉が色づき、ツワブキの群生地は黄色く染まり、厳しい冬を迎える前の東尋坊の秋を感じることができました。
この2日間、日本海の海も山も小春日和で、穏やかな旅行となりました。