(お正月の準備が進んでいる出雲大社の大注連縄)
クリスマスの頃から厳しい寒波が続いていました。
日本海側の雪は峠を越えたようですが、記録的な積雪にそこに生活している人々はどんなにたいへんなことかと思います。
ちょうどこの寒波襲来のあったクリスマスに、出雲・松江方面に出かけてきました。
もっとゆっくり山陰を旅したかったのですが、夫と私の休暇がなかなか合わず、年末の慌ただしい中での強行となりました。
小雪がパラつき、景色が薄っすらと白く染まったかと思うと、陽が射し、雪はあっという間に消えて黒い土が現れ、陽射しの暖かさにほっとしていると、空はまた暗い雲に覆われ、雪が降り出すという繰り返しに、晴天のカラカラ空気に慣れた冬を過ごしている私には、この天候はまたいっそうと旅情を誘うものでした。
ただ、戻ってからは、例年のごとく年末の忙しさに旅の余韻はすっかり、旅先の雪のように消え、たくさん撮った写真もカメラの中に収まったまま、お正月休みにでもゆっくりまとめようと思いますが・・・。家族の集まるお正月、この考えもやはり甘いような。
それにしても年賀状、大掃除とまだまだ年末の仕事は山積みとなっています。