梅雨空が戻ってきました。
盛夏を迎える前の比較的花の少ない時期ですが、今、我家の裏ではクチナシが日々白い花を咲かせています。
思ったより花期が短く、このオフホワイトの花は、2,3日もすると花芯から茶色くなり、甘い香りも花が散るのを
待っているかのように消えてしまいます。
ただ、この香りが漂うと、それこそ半世紀ほど昔の日常の空気までも思い出されます。
昔と言えば、立ち葵の花。
梅雨入りの頃咲き始めた花は、まっすぐ伸びた茎に次々と花をつけ、
ちょうど梅雨が終わる頃には頭頂部まで開花が進み、子供の頃はこの立ち葵の花が茎のてっぺんに着いたら
夏休みと、とても夏休みを楽しみにしていたことを思い出します。
残りの蕾はあといくつ・・・。
明日から2週間ほど、少し早い夏休みですが、ウィーンからパリまで鉄道旅行に出かけてきます。
今回はWI-FI通信でブログへのアップができるのではと、楽しみです。