すっかり枯れた庭木の中に、常緑樹の山茶花の葉が艶やかな葉を輝かせています。
赤やピンクの花が咲いては散り、散っては咲いてと
師走の厳しくなった寒さの中で、山茶花のまわりは少し和らいて感じます。
常緑樹と言えば、枯れ木の中に色を添えている赤い実、この南天や万両の実を暮れになると毎年突きに
やってくるヒヨドリがいます。
少しでも赤い実が庭に残っていますようにと、小鳥たちの様子を伺うのですが・・・
この冬は小鳥たちも野山に食料が豊富なのでしょうか。
わが家の庭には目もくれず、おかげで暮れになっても庭に色を添えてくれています。
と言っても、もともとは小鳥たちが運んでくれたもの。
それなのに「赤い実を突かれては・・・」と用心したりする家人のなんと勝手なこと!
小鳥たちがついばみ、また土に落とし、やがて発芽し、生育して、小鳥たちに宿を借し、というサイクルを
自分たちの都合で忘れてしまっていることに、我ながら反省!
我が庭を選んで種を落としていってくれた小鳥たちに改めて感謝!