近所の仲間と今年もウォーキングのスタートを切りました。2012年は多摩川河口から奥多摩湖まで歩き、
次の年に大山街道を、昨年は江の島から境川を源流に向かって歩きました。
今回で町田市相原の源流まで辿り着く予定でしたが、この1カ月は雪も残り足場も悪いことが予想されたので、
先週に玉川上水の起点羽村取水堰から東京都四谷大木戸(現在の4丁目交差点付近)までの43キロを
歩き始めました。
思えば、この羽村取水堰は多摩川ウォーキングの時も立ち寄ったところ、桜のつぼみはだいぶ膨らんで
いましたが、咲き出すのは少し先のようでした。
43キロのこの水路を庄右衛門と清右衛門という2人の兄弟が工事を請け負って8カ月で完成したということで、
現在でも驚きです。
多摩川から取水された水のこれから長い旅の始まりです。水流は露天掘りであったということなので、
しばらくは武蔵野台地のせせらぎの中を歩くことができそうです。
澄んでいる水は、水鳥の足ヒレまでくっきり見えます。
第3水門の下流側では水量が大幅に減り、ぐっと穏やかな表情になります。
今回歩いた羽村取水堰から西武立川駅まではよく整備された水路沿いを歩くことができました。
緑深い公園も多く、ホタル公園など、蛍の生息地であることも納得できます。