小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

嫌われたロマネスコ

2016-01-10 | 日常

野菜の形の面白さが、かえってお料理の腕前を少し隠してくれるのではと、お正月のおせちの飾りや、
マリネの中にと、茹でたロマネスコを入れてみたのですが、家族は気味悪がって食べてくれません。

長年、慎ましい台所で「安い、簡単、美味しい」の3拍子のためなら、形が悪かろうが泥だらけであろうが、
まな板の前で立ち向かってきた(?)主婦としては、このロマネスコは実にユニーク、存在感ありで、
おせちに決してひけをとらないと思っていたのですが、不評でした。

でも、野菜コーナーの陳列棚では、「世界一おいしい野菜!」と書いてあったのですが。ちょうどブロッコリー
とカリフラワーを掛け合わせたような味で、少し甘みがあり、身も柔らかめでしょうか。

食べきれなかったおせちと一緒に、嫌われて残ってしまったロマネスコ。
調理人の前では美味しいのか美味しくないのか言葉を避けている夫と、今ロマネスコを炒めたり、
シチューに入れたりして、せっせと食べています。

コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする