暖かだったロンドンから1週間ぶりに羽田に降り立てば、厳しい冬将軍が居座っていて、
思わずブルブルっとしてしまいました。
しかもテレビでは、盛んにセンター試験の受験生に寒波による交通の乱れや体調への注意などを
促していて、いっそう日本の冬の厳しさを再認識したところでした。
帰って翌日、夫が庭の水道が凍っていると言っていたのを、この寒さでは然もありなんと・・・
(これは、長いホースで水が到達していなかっただけのことだったのですが)、温暖ボケの頭に、
この寒さは堪えます。
一方、滞在していたロンドンは、緯度が東京よりも10度も高いのに海洋性気候に恵まれている
ために冬は温暖で、街を歩く人はマフラーも手袋も必要ないようでした。
すっかり葉を落とした公園の中も、芝生はどこも青々としていました。暖かさと湿気によるもの
なのでしょう。
ただ曇り空や小雨が多く、雨も降ったかと思ったら青空が覗いたりしていました。
ステッキ代わりに長傘を携帯しているロンドン紳士をよく映画で見ていましたが、傘を手放せない
この気候にもよるものかとあらためて思いました。
ロンドン市内の1800年代から続くという傘専門店のウィンドウ
ロンドン旅行記は、いずれ写真を整理して書きたいと思います。よかったら、またお付き合いください。