立春過ぎて冬型の天気も緩み、お天気が周期的に変わり始めました。
前日の雨も上がった一昨日、二宮の駅前にある吾妻山に咲く菜の花を見に出かけて
きました。
駅前から300段ぐらいの階段を上ると、136メートルの吾妻山の山頂に出ることが
できます。山頂は360度の眺望が開け、前日の雨に青空が一層澄み、眼下に相模湾
が広がり、海岸のコバルトブルーが見事に海岸線を縁取っているようにもみえました。
早咲きの菜の花は山のスロープ一面に咲き、空と菜の花と海のコントラストが
とても見事でした。
この鮮やかな黄色、調べたらやっぱり「菜の花色」という色名があるんですね。
「ナノハナ」の花弁のような色、とありました。
少し緑がかった明るい黄色、春の色です。
ほんとはここから見える白い富士山を期待していたのですが、丹沢山塊も
箱根の山々もバッチリ見えるのに、富士山だけが・・・
特にここから見える富士山は関東富士見百景とも言われているだけに残念、
雲は少しずつ流れ、時々すそ野をチラッと見せたりもしましたが、やっぱり
雲が切れることはありませんでした。
正面に富士山のはずが・・・。
里はすっかり梅が満開を迎えていました。
帰りに立ち寄った徳富蘇峰記念館の梅園は古木が多く、華やかさには欠けるものの、
緑ガク梅と言ってガクが緑色で、全体が緑がかった感じでした。
白梅と緑ガク梅
明日は雪が降るとも、でも気候は少しずつ春に向かっているのでしょう。